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NBA

史上4人目の日本人Gリーグプレーヤーが誕生。開幕戦で渡邊雄太と馬場雄大が激突!

ダンクシュート編集部

2019.11.09

シュートタッチは振るわなかった渡邊だが、リバウンドや守備で存在感を放ち、開幕戦勝利に貢献した。(C)Getty Images

シュートタッチは振るわなかった渡邊だが、リバウンドや守備で存在感を放ち、開幕戦勝利に貢献した。(C)Getty Images

 11月8日(日本時間9日)、NBAの下部組織であるGリーグが開幕を迎えた。今季は渡邊雄太(メンフィス・ハッスル)、馬場雄大(テキサス・レジェンズ)という2人の日本人選手が在籍している同リーグだが、初戦からいきなり日本人対決が実現した。

 ハッスルの本拠地、ランダーズ・センターで行なわれたこの試合、渡邊は先発、馬場はベンチから出場。

 ゲームはティップオフからホームのハッスルがジョシュ・ジャクソンやジャロット・ユーソフらの活躍で主導権を握り、第1クォーターから32-18と14点差をつける。渡邊は残り6分42秒の3ポイントを筆頭に、3本のシュートを放ったものの決められず、残り4分4秒にベンチへ下がった。

 第2クォーター、渡邊と馬場がスタートから出場。残り10分58秒、馬場はハッスルのガード、マット・ムーニーのショットを見事にブロックし、初スタッツを記録する。対する渡邊も、直後のディフェンスでジェイレン・ホアードのレイアップをブロック。

 残り9分17秒、馬場がゴール下へカットしてシュートを放ったが決まらず、残り6分49秒にベンチへ。対する渡邊は前半だけで6リバウンドを奪ったものの、こちらも無得点に。試合は50-39とハッスルのリードで前半を終了した。
 
 後半に入っても渡邊のシュートはリングに嫌われていたが、第3クォーター残り4分8秒、ポストアップからフェイダウェイジャンパーをヒット。今季初得点を記録した。

 さらに第4クォーター残り8分43秒、ジャクソンからのアシストでレイアップ、86-81とレジェンズに5点差に詰められた残り7分16秒には、右コーナーから貴重な3ポイントを決め、流れを引き戻した。

 試合は105-95でハッスルが勝利。渡邊は36分間のコートに立ち、7得点、12リバウンド、2スティール、1ブロック。フィールドゴール成功率は25.0%(3/12)、3ポイント16.7%とシュートタッチは振るわなかったが、リバウンドや守備など、身体を張ったプレーで勝利に貢献した。

 レジェンズの馬場は第2クォーターの5分間のみの出場で無得点、1ブロック、1ファウルという成績。目立ったインパクトは残せなかったが、2005年の田臥勇太、2014年の富樫勇樹、昨季デビューした渡邊に続き、史上4人目の日本人Gリーグプレーヤーとなった。

 第2戦は明日、舞台をダラスに移して行なわれる。

構成●ダンクシュート編集部

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