現地時間3月30日に行なわれたアトランタ・ホークス対オクラホマシティ・サンダー戦は、ホークスが136-118で勝利。プレーオフ進出を懸けた混戦の真っ只中にいるホークスにとって、ロードでの貴重な勝ち星となったが、この試合でゲームハイの41得点をあげたトレイ・ヤングにとっても、これは記念すべき勝利だった。
ヤングはテキサス州の生まれだが、オクラホマシティ郊外のノーマン・ノースハイスクールに進学し、そこからNCAAのオクラホマ大に進学。高校時代は通算2445得点、エリアにその名を轟かせるシューターとなり、チームを地域リーグ優勝に導く。さらに1年しか在籍しなかったオクラホマ大でも、1年生にして平均27.4点、8.7アシストをマーク。NCAAディビジョン1史上初めて、得点とアシスト両方で首位に立った選手となった。
そんなオクラホマは、自身がバスケットボール選手として開花した地であり、ヤングにとって第二の故郷。ここでの勝利を、彼は“勝ちたいリスト”の筆頭に挙げていたという。
しかし2018-19シーズンにNBAデビューして以来、彼は一度もこの地、このアリーナで勝ったことがなかった。そもそもホークス自体、2016年12月の対戦以来、5年以上もオクラホマで勝ち星をあげられていなかった。
試合前にヤングが紹介されると、会場からは敵チームの選手ながらスタンディングオベーションが巻き起こった。「ここに戻ってこれて嬉しい。それにやっぱりここは違うよ。普段はホームの観客からオベーションを受けることなんてないからね」と試合後に感動の思いを語ったヤングは、続けて「ここには知り合いが大勢いるし、高校時代から僕のプレーを観ていてくれた人もいる。それに、Sooners(オクラホマ大バスケ部)のファンもたくさんいるしね」と話した。
加えてこの試合は、ノーマン・ノース校のチームメイト対決が実現した一戦でもあった。サンダーと2WAY契約しているガードのリンジー・ウォーターズ三世は、ヤングの1歳上で、高校時代に共闘した仲。 旧友との対決に触発されたのか、彼もベンチスタートながらチームハイにしてシーズン自己最多の25得点と奮闘した。
試合後、コート上で抱き合い、言葉を交わした2人。ウォーターズ三世曰く「2人で話したのは高校以来かも!」というくらいご無沙汰だったらしいが、この対戦でそんな時間差は一気に縮まり、夏に一緒にワークアウトするプランまで話したそうだ。
「ノーマン校出身の2人がNBAで対戦するなんて信じられないよ。高校でプレーしている頃に、一緒にやっている仲間と将来NBAの試合でマッチアップすることになるだろうなんて、誰も想像しないからね」(ウォーターズ三世)
ヤングはテキサス州の生まれだが、オクラホマシティ郊外のノーマン・ノースハイスクールに進学し、そこからNCAAのオクラホマ大に進学。高校時代は通算2445得点、エリアにその名を轟かせるシューターとなり、チームを地域リーグ優勝に導く。さらに1年しか在籍しなかったオクラホマ大でも、1年生にして平均27.4点、8.7アシストをマーク。NCAAディビジョン1史上初めて、得点とアシスト両方で首位に立った選手となった。
そんなオクラホマは、自身がバスケットボール選手として開花した地であり、ヤングにとって第二の故郷。ここでの勝利を、彼は“勝ちたいリスト”の筆頭に挙げていたという。
しかし2018-19シーズンにNBAデビューして以来、彼は一度もこの地、このアリーナで勝ったことがなかった。そもそもホークス自体、2016年12月の対戦以来、5年以上もオクラホマで勝ち星をあげられていなかった。
試合前にヤングが紹介されると、会場からは敵チームの選手ながらスタンディングオベーションが巻き起こった。「ここに戻ってこれて嬉しい。それにやっぱりここは違うよ。普段はホームの観客からオベーションを受けることなんてないからね」と試合後に感動の思いを語ったヤングは、続けて「ここには知り合いが大勢いるし、高校時代から僕のプレーを観ていてくれた人もいる。それに、Sooners(オクラホマ大バスケ部)のファンもたくさんいるしね」と話した。
加えてこの試合は、ノーマン・ノース校のチームメイト対決が実現した一戦でもあった。サンダーと2WAY契約しているガードのリンジー・ウォーターズ三世は、ヤングの1歳上で、高校時代に共闘した仲。 旧友との対決に触発されたのか、彼もベンチスタートながらチームハイにしてシーズン自己最多の25得点と奮闘した。
試合後、コート上で抱き合い、言葉を交わした2人。ウォーターズ三世曰く「2人で話したのは高校以来かも!」というくらいご無沙汰だったらしいが、この対戦でそんな時間差は一気に縮まり、夏に一緒にワークアウトするプランまで話したそうだ。
「ノーマン校出身の2人がNBAで対戦するなんて信じられないよ。高校でプレーしている頃に、一緒にやっている仲間と将来NBAの試合でマッチアップすることになるだろうなんて、誰も想像しないからね」(ウォーターズ三世)