現地時間４月12日、NBAのプレーイン・ゲーム初戦が行なわれ、イースタン・カンファレンス７位（44勝38敗／勝率53.7％）でレギュラーシーズンを終えたブルックリン・ネッツは、同８位（44勝38敗／勝率53.7％）のクリーブランド・キャバリアーズと本拠地バークレイズ・センターで激突。115－108で息詰まる熱戦を制し、第７シードの座を勝ち取った。

　この日はカイリー・アービングが34得点に12アシスト、ケビン・デュラントも25得点、11アシストをマークしチームを牽引。ネッツが誇る２大スターの爆発でキャバリアーズを粉砕し、プレーオフ１回戦で第２シードのボストン・セルティックス（51勝31敗／勝率62.2％）との対戦が決まった。

　シーズン中は欠場者の続出により下位シードに甘んじたネッツだが、デュラント、アービングという強力スコアラーを擁する彼らは、どのチームにとっても対戦したくない相手である。アップセットを連発し、第７シードからリーグの頂点へ駆け上がったとしても、決して不思議はないだろう。
  　ただ、“御意見番”チャールズ・バークレーの考えは違うようだ。ネッツがキャバリアーズに勝利した後、バークレーは『TNT』の番組「Inside the NBA」に出演し、ネッツは１回戦でセルティックスに敗北すると断言した。

「彼らがセルティックスに勝てるわけがない。彼らには２人の素晴らしい選手がいて、どちらも（キャバリアーズ戦で）できる限りのいいプレーを見せた。ケビン・デュラントはパスとディフェンスが見事だった。カイリーも素晴らしかった。それ以外（の選手）だ。彼らが今のセルティックスに勝ち目がないことはわかりきっている。２人が素晴らしいプレーをして、かろうじて平凡なチームであるキャブズを倒したんだからね」

　デュラント＆アービングの二枚看板を支えるサポーティングキャストに問題があると指摘したバークレー。セス・カリーやアンドレ・ドラモンド、さらには２月10日のトレード・デッドライン当日に加入した“最終兵器”ベン・シモンズらが奮起し、バークレーの意見を覆してセルティックスを撃破できるか。両者の激戦は17日から始まる。

構成●ダンクシュート編集部

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