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「いつだって勝てると確信していた」初の1回戦突破となったドンチッチは、優勝できるチャンスに「凄く興奮している」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.05.02

ドンチッチは優勝への可能性が残ったことで「本当に興奮している」という。(C)Getty Images

 現地時間5月1日(日本時間2日、日付は以下同)から開幕した、プレーオフの東西カンファレンス・セミファイナル。明日2日には、フェニックス・サンズとダラス・マーベリックスのシリーズ初戦が行なわれる。

 リーグ制覇を果たした2011年以来、実に11シーズンぶりに1回戦を突破したマーベリックス。これはつまり、2018年にNBA入りしたルカ・ドンチッチにとっても初のファーストラウンド突破ということになるが、この状況に"スロベニアの神童"のモチベーションはかなり高まっているようだ。

「興奮しているよ。ワールドチャンピオンになれる、それはバスケットボールの世界で手にできる最高のトロフィーだ。本当に興奮している。多くの人たちは僕たちじゃ勝てないなんて言ってたけど、僕は勝つことができるといつだって確信していたんだ」
 
 23歳の若さにして、ドンチッチは個人としては数々の栄誉に浴してきた。ただ、プレーオフでは過去2シーズン続けて1回戦敗退。"チームの勝利"こそが、現在のドンチッチに欠けている唯一の部分と言っていい。

 もしドンチッチが自らの力でマーベリックスを優勝へと導き、チャンピオンリングを手にした暁には、名実ともに"リーグの顔"として認知されるだろう。カンファレンス準決勝の相手は第1シードのサンズ。頂点への道のりは険しいものの、新たなステージへと足を踏み入れたドンチッチによる"番狂わせ"に期待したいところだ。

構成●ダンクシュート編集部

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