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プレーオフで“スウィープ勝ち”を収めた選手TOP10を発表!ベスト3はショータイム・レイカーズのメンバー<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.05.04

トップ10にはショータイム・レイカーズ時代のメンバー(左)、現役はレブロン(右上)、元ブルズ勢ではピッペンとグラント(右下)が入った。(C) Getty Images

 NBAは現在、今季の優勝チームを決める東西16チームによるプレーオフが開催されている。イースタン・カンファレンスはマイアミ・ヒート、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、ミルウォーキー・バックス、ボストン・セルティックス、ウエストはフェニックス・サンズ、ダラス・マーベリックス、メンフィス・グリズリーズ、ゴールデンステイト・ウォリアーズの8チームが1回戦を勝ち上がった。

 イースト第2シードのセルティックスはブルックリン・ネッツに4勝0敗で勝利。全試合が1桁点差の決着と楽なシリーズではなかったが、ジェイソン・テイタムとジェイレン・ブラウンの2枚看板が平均20点以上、さらにマーカス・スマート、アル・ホーフォードらベテランも奮闘し、1回戦では唯一のスウィープ(4連勝)決着となった。

 4勝先取のプレーオフではシリーズが短期で終わった場合、レギュラーシーズンより休暇が取れたり、次のラウンドに向けて多くの準備を費やせるといったメリットがある。そんななか、現地メディアの『Hoops Hype』が、プレーオフでスウィープ勝ちを収めた選手のランキングを紹介している。(チーム名は略称)
 
■プレーオフでスウィープ勝ちを収めた選手TOP10(カッコ内は主な所属/通算シリーズ)
6位タイ(10度)
スコッティ・ピッペン(元ブルズほか/43)
ホーレス・グラント(元ブルズほか/36)
デニス・ロッドマン(元ブルズほか/35)
AC・グリーン(元レイカーズほか/32)
ジェームズ・ウォージー(元レイカーズ/30)

5位(11度)
マイケル・クーパー(元レイカーズ/35)

2位タイ(12度)
レブロン・ジェームズ(レイカーズ/50)
マジック・ジョンソン(元レイカーズ/40)
バイロン・スコット(元レイカーズほか/38)

1位(13度)
カリーム・アブドゥル・ジャバー(元レイカーズほか/49)

 6位にはブルズ3連覇時のメンバーと、1980年代に一世を風靡した"ショータイム・レイカーズ"の2人、計5選手がランク。ピッペンはブルズ2度の3連覇時の1回戦は負け知らず(当時ファーストラウンドは3勝先取)、グラントは91~93年のほか、レイカーズ時代の2001年には1回戦~カンファレンス準決勝まで無敗で勝ち上がった。

 88年にファイナルMVPに輝いたウォージーは、30シリーズ中10回がスウィープ決着。確率33.3%は10人中トップの数字を誇った。
 
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