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NBA2021-22シーズンのベストダンクはモラントの一撃!ファン投票で8カテゴリーの“No.1”が決定<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.06.03

3年目の今季、大きな飛躍を遂げたモラントのダンクが2021-22シーズンのNo.1に選ばれた。(C)Getty Images

 6月2日、NBAが2021-22シーズンの「ファンフェイバリット(ファンお気に入りの瞬間)」の受賞者を発表した。

 ファン投票によって決定した8つのカテゴリーのウィナーは以下の通りだ。

■ダンク・オブ・ザ・イヤー:ジャ・モラント(グリズリーズ)

■アシスト・オブ・ザ・イヤー:スティーブン・アダムズ→ジャ・モラント(グリズリーズ)

 今季のNo.1ダンクは、メンフィス・グリズリーズの若きエースの一撃となった。2月28日のサンアントニオ・スパーズ戦、第2クォーター終盤に速攻を仕掛けたモラントは、ドリブルで目の前のディフェンダーをかわすと、ペイントエリアの境目付近から跳躍。ブロックに跳んだ216cmのヤコブ・パートル越しに強烈なワンハンドダンクを叩き込んだ。

 また、この試合の前半終了間際にはアダムズが投じたコートエンドからの超ロングパスを空中でキャッチし、倒れ込みながら決めるブザービーターを披露。このパスが今季のベストアシストに選ばれた。なお、同日のスパーズ戦でモラントは30本中22本のフィールドゴールを沈め、キャリアハイの52得点を叩き出している。
 
■ハンドル・オブ・ザ・イヤー:ジョーダン・プール(ウォリアーズ)

■ブザービーター・オブ・ザ・イヤー:デボンテ・グラハム(ペリカンズ)

 華麗なボール捌きを称える"ハンドル・オブ・ザ・イヤー"は、ゴールデンステイト・ウォリアーズの新鋭が選出。3月27日のワシントン・ウィザーズ戦、この日26得点をあげたプールはドリブルでレーン中央に切り込むと、レッグスルーとビハインド・ザ・バックの連続技で2人のディフェンダーの間を突破。最後は左手のレイアップでゴールを決めた。

 数多くのブザービーターが生まれた中で今季のNo.1に選ばれたのは、ニューオリンズ・ペリカンズのグラハムが決めた一発だ。12月15日のオクラホマシティ・サンダー戦、残り1.4秒でサンダーのシェイ・ギルジャス・アレキサンダーがディープ3を決め、試合は同点に。このまま延長に突入するかと思われた矢先、グラハムがブザーと同時にコートの4分の3付近から超ロングショットを沈め、劇的な勝利をもたらした。
 
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