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NBA

バスケ界の“キング”レブロンが大坂なおみの新メディア会社設立に協力「彼女を私のパートナーと呼べることを誇りに思う」

ダンクシュート編集部

2022.06.24

レブロンと提携し、新たにメディア会社を設立した大坂(写真は2019年撮影)。競技の枠を超えたタッグに注目が集まる。(C)Getty Images

レブロンと提携し、新たにメディア会社を設立した大坂(写真は2019年撮影)。競技の枠を超えたタッグに注目が集まる。(C)Getty Images

 現地時間6月21日、新たにメディア会社を立ち上げたことが明らかになった女子テニス界のスーパースター、大坂なおみ。さらにその提携相手がNBAの“キング”、レブロン・ジェームズということでも注目を集めている。

 大坂の新会社「Hana Kuma」は、様々な文化や社会問題を伝えることを焦点に当てたメディアのプラットフォーム。日本とハイチにルーツを持ち、周囲とは異なるアプローチでキャリアを築いてきた自身ならではの視点で、脚本のないTVシリーズ・ドキュメンタリー・アニメ・娯楽番組などを発信していくようだ。

 現地メディア『The New York Times』では、「ナオミ・オオサカがレブロン・ジェームズの支援を得てメディア会社を設立」と題して記事を掲載。「オオサカは多くのエリート選手が避けようとする話題にも積極的に発言する」と、女子アスリート長者番付世界1位の彼女がテニス以外にも様々な活動に取り組んでいることを紹介し、「オオサカの率直さは、スポーツの枠を超えて、特に若者たちの共感を呼んでいる」と綴っている。
 
 さらにレブロンの言葉として、大坂のコート内外での「優雅さと力強さ」が、アスリート・クリエイターたちに力を与えるスプリングヒル(2020年にレブロンが共同設立したエンタメ開発・制作会社)にふさわしいとも記されている。

 23日には、上の記事を引用する形でレブロンがSNSを更新。「私たちが自らをエンパワーメント・カンパニーと呼ぶのには理由があります。この素晴らしい女性と彼女が息を吹き込む物語は、まさに私たちが目指すものです!彼女を私のパートナーと呼べることをとても誇りに思います」と、大坂とのタッグに期待を寄せた。

 大坂本人もこのツイートをリツイートしたほか、自身のインスタグラムで「自分を真に反映したビジネスを構築できることを誇りに思うとともに、これを実現するのにレブロン・ジェームズ以上のパートナーは考えられませんでした」と語っている。

 テニス界の“クイーン”とバスケ界の“キング”、異なる競技のスーパースターがこれからどんな発信をしていくのか。世界中が注目している。

構成●ダンクシュート編集部
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