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NBA

平均40点超えも視野に入れるハーデンが2週連続でMVPに!|NBA第4週

ダンクシュート編集部

2019.11.19

ヴュチェビッチ(左)は自身3度目、ハーデン(右)は24度目の受賞となった。(C)Getty Images

ヴュチェビッチ(左)は自身3度目、ハーデン(右)は24度目の受賞となった。(C)Getty Images

 11月18日(日本時間19日)、NBAが開幕第4週(現地11月11日~17日)の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからオーランド・マジックのニコラ・ヴュチェビッチ、ウエスタン・カンファレンスからヒューストン・ロケッツのジェームズ・ハーデンが選出された。

 期間中3試合に出場したヴュチェビッチは、平均21.7点、14.0リバウンド、4.0アシストを記録。11月13日(同14日)のフィラデルフィア・76ers戦で25得点(フィルドゴール11/18、3ポイント2/4、フリースロー1/2)、12リバウンドをあげると、八村塁が所属するワシントン・ウィザーズとの一戦では今季自己最多の30得点(フィルドゴール11/14、3ポイント3/4、フリースロー5/5)、17リバウンド、6アシストと大暴れ。チームを今季初の3連勝に導き、昨年11月以来自身3度目の受賞となった。

 開幕から2勝6敗と出遅れたマジックだが、そこから同週の3連勝を含め4勝1敗と調子は右肩上がり。6勝7敗でイースタン・カンファレンス7位タイまで順位を上げ、プレーオフ圏内に食い込んでいる。

 2週連続の受賞となったハーデンは、期間中4試合をこなすハードな日程のなか、平均44.8点、5.8リバウンド、6.8アシスト、2.33スティールと異次元の活躍を披露。
 
 13日(同14日)のロサンゼルス・クリッパーズ戦で47得点(フィルドゴール12/26、3ポイント7/13、フリースロー16/17)、15日(同16日)のインディアナ・ペイサーズ戦で44得点(フィルドゴール13/26、3ポイント6/14、フリースロー12/14)、翌16日(同17日)のミネソタ・ティンバーウルブズ戦で49得点(フィルドゴール16/41、3ポイント8/21、フリースロー9/11)と3試合連続で40点超えを記録した。

 圧倒的なハンドリングと長距離砲から得点を量産するハーデンの勢いは、とどまるところを知らない。4試合で3ポイント24本(成功率40%)、フリースロー47本(成功率83.9%)を成功させるなど、相手のディフェンダーを手玉にとり、開幕13試合を終えて平均39.5点。57年ぶりの平均40点台(1962-63シーズンにウィルト・チェンバレンが平均44.8点を記録)をも視界に捉えている。大エースに率いられたロケッツは同週の4連勝を含め現在8連勝中。11勝3敗でウエストの2位につけている。

 第5週、マジックは20日(同21日)と23日(同24日)に敵地でトロント・ラプターズ、ペイサーズと対戦する。18日(同19日)にポートランド・トレイルブレイザーズに勝利したロケッツは、20日(同21日)と22日(同23日)に敵地でデンバー・ナゲッツ、クリッパーズと対戦。24日(同25日)にホームにダラス・マーベリックスを迎えるなど、再び1週間で4試合が組まれている。

構成●ダンクシュート編集部
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