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NBA

マジックの徹底マークの前に八村塁は6得点と沈黙。1対1のシュートチャンスを生かし切れず

秋山裕之

2019.11.18

得意のプルアップジャンパーも鉄壁のディフェンスの前に不発となった八村。写真:ロイター/アフロ

得意のプルアップジャンパーも鉄壁のディフェンスの前に不発となった八村。写真:ロイター/アフロ

 ワシントン・ウィザーズは11月17日(日本時間18日)、敵地アムウェイ・センターでオーランド・マジックとの試合に臨んだ。

 先発パワーフォワードとして出場した八村塁は、ジョナサン・アイザック(右足首捻挫)に代わって先発入りしたアル・ファルーク・アミヌ、アーロン・ゴードンとマッチアップ。マジックは最初のポゼッションで、ゴードンが八村とのポジション争いを制して挨拶代わりにボースハンドダンクを叩き込む。

 第1クォーター残り約10分には、再びゴードンとの1対1となるも、八村はファウルをせずに失点を防ぐ。だがこの日はゴードンとアミヌの前にショットがなかなか決まらない。

 残り9分、八村は得意のプルアップジャンパーに持ち込んだもののゴールを射抜くことはできず。7分47秒にもアミヌ相手にシュートを放ったものの、リングに弾かれてしまう。

 一方ディフェンスではマジックの大黒柱ニコラ・ヴュチェビッチとの1対1で押し込まれてしまい失点を喫するも、残り約5分半にはゴードンのドライブからのフィニッシュを阻止。屈強なフロントコート陣を擁するマジック相手になんとか持ちこたえた。
 
 しかしながら、オフェンス面ではなかなか点を稼ぐことができない。残り5分13秒、左ローポストでアミヌとの1対1となった場面でもショットこそ放ったがファウルをもらうことはできず、ショットは空を切ってしまい、第1クォーター終盤にベンチへ下がった。

 第2クォーターは残り5分半にコートイン。マジックのターンオーバーから、八村はアイザイア・トーマスのパスからリング下へと持ち込み、残り3分20秒にレイアップを決めて初得点をマークする。

 だがこの日は堅いディフェンスを誇るマジックの前に、ウィザーズのオフェンスがなかなか機能せず、ブラッドリー・ビールやトーマスがフラストレーションを溜めていく。セカンドユニットの奮闘で僅差の展開へと持ち込んだものの、クォーターの終盤に徐々にマジックがリードを広げていき、61-52と9点リードで試合を折り返した。

 八村は14分7秒のプレータイムで2得点、1リバウンド。フィールドゴール25.0%(1/4)と、得点面でなかなか貢献できなかった。
 

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