昨季のプレーオフ1回戦でダラス・マーベリックスに敗退したユタ・ジャズは、シーズン終了後にクイン・スナイダーHC(ヘッドコーチ)が退任。さらに7月には最優秀守備選手賞を3度受賞したリーグ屈指のディフェンダーであるルディ・ゴベアをミネソタ・ティンバーウルブズに放出した。
オールスターセンターの退団により、来季のジャズはドノバン・ミッチェルを中心としたチーム作りを進めると思われた。しかし、米スポーツ専門局『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によれば、首脳陣はミッチェルのトレードオファーにも耳を傾ける意向だという。
185cm・98kgのミッチェルはキャリア5年目の昨季、平均25.9点、4.2リバウンド、5.3アシストをマーク。抜群の身体能力を誇り、過去3年連続でオールスターに選ばれているリーグ有数のスラッシャーの1人は、2020年にジャズと5年1億6300万ドルの延長契約を結んだ。
ジャズにとっては不動のエースだが、チームのCEOを務めるダニー・エインジは、ボストン・セルティックスのGM(ゼネラルマネージャー)時代から大胆な補強を行なってきた人物。それだけに他球団から魅力的なオファーが届けば、ミッチェル放出も十分考えられる。
地元メディアによると以前からミッチェルに興味を示していたニューヨーク・ニックスのほか、マイアミ・ヒート、トロント・ラプターズなどが移籍先候補に挙がっている。
なかでもニックスはミッチェルにとって故郷の球団であり、アシスタントコーチに元ジャズのジョニー・ブライアントもいる。米メディア『The Athletic』のトニー・ジョーンズ記者は、「(ニックスは)すぐにパッケージをまとめようとするかもしれない」と報じている。
今夏にジャズはゴベアとの交換でパトリック・ベバリー、マリーク・ビーズリー、ジャレッド・ヴァンダービルト、リアンドロ・ボルマロ、複数のドラフト指名権を手に入れた一方で、先発パワーフォワードのロイス・オニール、控えフォワードのダヌエル・ハウスJr.とファンチョ・エルナンゴメスは退団。FA(フリーエージェント)のハッサン・ホワイトサイドとエリック・パスカルの去就は未定だ。
マイク・コンリー、ボーヤン・ボグダノビッチ、ジョーダン・クラークソンという実力者はいるものの、昨季と比べると戦力ダウンは明らか。プロ入りからチームを支えてきたミッチェルも放出となると、2022―23シーズンは再建の1年になるだろう。
構成●ダンクシュート編集部
オールスターセンターの退団により、来季のジャズはドノバン・ミッチェルを中心としたチーム作りを進めると思われた。しかし、米スポーツ専門局『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によれば、首脳陣はミッチェルのトレードオファーにも耳を傾ける意向だという。
185cm・98kgのミッチェルはキャリア5年目の昨季、平均25.9点、4.2リバウンド、5.3アシストをマーク。抜群の身体能力を誇り、過去3年連続でオールスターに選ばれているリーグ有数のスラッシャーの1人は、2020年にジャズと5年1億6300万ドルの延長契約を結んだ。
ジャズにとっては不動のエースだが、チームのCEOを務めるダニー・エインジは、ボストン・セルティックスのGM(ゼネラルマネージャー)時代から大胆な補強を行なってきた人物。それだけに他球団から魅力的なオファーが届けば、ミッチェル放出も十分考えられる。
地元メディアによると以前からミッチェルに興味を示していたニューヨーク・ニックスのほか、マイアミ・ヒート、トロント・ラプターズなどが移籍先候補に挙がっている。
なかでもニックスはミッチェルにとって故郷の球団であり、アシスタントコーチに元ジャズのジョニー・ブライアントもいる。米メディア『The Athletic』のトニー・ジョーンズ記者は、「(ニックスは)すぐにパッケージをまとめようとするかもしれない」と報じている。
今夏にジャズはゴベアとの交換でパトリック・ベバリー、マリーク・ビーズリー、ジャレッド・ヴァンダービルト、リアンドロ・ボルマロ、複数のドラフト指名権を手に入れた一方で、先発パワーフォワードのロイス・オニール、控えフォワードのダヌエル・ハウスJr.とファンチョ・エルナンゴメスは退団。FA(フリーエージェント)のハッサン・ホワイトサイドとエリック・パスカルの去就は未定だ。
マイク・コンリー、ボーヤン・ボグダノビッチ、ジョーダン・クラークソンという実力者はいるものの、昨季と比べると戦力ダウンは明らか。プロ入りからチームを支えてきたミッチェルも放出となると、2022―23シーズンは再建の1年になるだろう。
構成●ダンクシュート編集部
関連記事
- マッカラム、バトラーの現役スターもランク。若手選手の“登竜門”サマーリーグの平均得点TOP20!【11~20位】<DUNKSHOOT>
- ジョーダンは「誰とも打ち解けていない」。名コメンテーターが見解「アイザイアと話し合うなんて地獄でもあり得ない」<DUNKSHOOT>
- 「アジアカップ頑張ってきます」“ホーバス・ジャパン”デビューの渡邊雄太が意気込み<DUNKSHOOT>
- 「タフなゲームだ」名手ピッペンが現役時代と現代のNBAを比較「今はショットを決め切る能力が必要」<DUNKSHOOT>
- 大型新人バンケロがサマーリーグの残り試合を欠場へ。指揮官は「我々はパオロに何ができるかをもう見てきた」<DUNKSHOOT>