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NBA

『ESPY』アウォードでベストチームに輝いたウォリアーズ。イグダーラはオーナーへ謝罪「僕らが罰金を払わせてしまった」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.07.22

『ESPY』のベストチームに選ばれたウォリアーズのメンバーたち。(C)Getty Images

『ESPY』のベストチームに選ばれたウォリアーズのメンバーたち。(C)Getty Images

 現地時間7月20日、カリフォルニア州ハリウッドにあるドルビー・シアターにて、“スポーツ界のアカデミー賞”と評される『ESPY』の表彰式が開催された。

 アメリカのスポーツ専門局『ESPN』がその年に最も素晴らしい活躍を見せた選手やチームを表彰するこの一大イベントで、ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは「BEST NBA PLAYER賞」に選出。

 さらに、レイ・アレン(元シアトル・スーパーソニックスほか)が保持していた3ポイント記録を塗り替えた昨年12月のニューヨーク・ニックス戦が、「BEST RECORD-BREAKING PERFORMANCE賞」に輝いた。

 また、今年1月に大ケガから復帰したクレイ・トンプソンが「BEST COMEBACK ATHLETE賞」、そして4年ぶり7度目のNBAチャンピオンとなったウォリアーズが「BEST TEAM賞」として表彰された。

 この日、会場には司会も務めたカリーのほか、トンプソン、ドレイモンド・グリーン、アンドレ・イグダーラ、今夏ロサンゼルス・レイカーズへ移籍したファン・トスカノ・アンダーソンが駆けつけて写真撮影。
 
 そして現在、フリーエージェントで所属先が決まっていないイグダーラは壇上で「僕は自分のポッドキャスト番組、あそこにいるエバン・ターナーとやっている『Point Forward』を売り込むためにここへ来たんだ」と語って、チームメイトや会場に集まった観客を笑いへと誘った。

 ところが、イグダーラが「僕らがジョー・レイコブに罰金50万ドル(約6850万円)を払わせてしまった。ジョー、ごめんね」と続けると会場内は徐々に失笑。白い歯をのぞかせていたカリーやグリーンも苦笑いを浮かべた。

 16日にイグダーラのポッドキャスト番組へゲストとして出演したウォリアーズのレイコブ・オーナーは、リーグが定めるラグジュアリータックス(贅沢税)の支払いシステムについて不満を漏らしていた。

 これが19日にメディアを通じて広まったことで、翌20日になってNBAが公の場でリーグの規律を破ったとしてレイコブ・オーナーへ罰金処分を課したと、『ESPN』が報じた。
 
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