2016年にNBA入りして以降、新人王に始まり3度のオールスター出場、オールNBA3rdチーム選出、2度のオールディフェンシブ1stチーム入り、スティール王の獲得など、ベン・シモンズは実働4年のキャリアで数々の輝かしい実績を残してきた。
しかしその一方で、NBA入り当初からの課題であるジャンプシュートはいつまで経っても向上せず。それが原因でフィラデルフィア・セブンティシクサーズ時代の2021年プレーオフでは戦犯となり、チームとの関係性が拗れた末にトレードを要求、2021-22シーズン途中にブルックリン・ネッツへ移籍。新天地でも腰の痛みやメンタル面の問題など様々な要因が重なり、結局昨季は1度もコートに立つことなくシーズンを終えた。
今や“問題児”のレッテルが貼られつつあるシモンズにとって、ネッツでの実質1年目となる今季は、自身のイメージ回復のためにも重要なシーズンとなる。加えて、苦手なジャンパーも克服し、プレーの面でも一皮剝けたとアピールしたいところだ。
ただ、シクサーズからネッツに一緒にトレードされた同僚セス・カリーは、シモンズにジャンプショットは必要ないと考えているようだ。シモンズの生まれ故郷であるオーストラリアの新聞『Herald Sun』のインタビューに答えたカリーは、復活を期す若武者についてこう話していた。
「彼が複数回オールスターに選ばれたのは理由がある。もし彼がフリースローを高確率で沈めることができれば、もう一度アンストッパブルな存在になれるだろうね。
彼にジャンプショットは必要ないと思う。ディフェンス、リバウンド、ボールプッシュ、プレーメーク、リムアタック。彼はただ自分のベストを尽くせばいいのさ。彼ほどのサイズと才能があるなら、1人ではなく2人、時には3人がかりでリムアタックを止める必要がある。それだけで大きな意味があるんだ」
カリー曰く、シモンズはジャンパーを打たずとも、フリースローを磨けば再び選手として輝けるという。確かに彼はミドルや3ポイントだけでなく、フリースローもキャリア通算成功率59.7%と苦戦している。
しかしその一方で、NBA入り当初からの課題であるジャンプシュートはいつまで経っても向上せず。それが原因でフィラデルフィア・セブンティシクサーズ時代の2021年プレーオフでは戦犯となり、チームとの関係性が拗れた末にトレードを要求、2021-22シーズン途中にブルックリン・ネッツへ移籍。新天地でも腰の痛みやメンタル面の問題など様々な要因が重なり、結局昨季は1度もコートに立つことなくシーズンを終えた。
今や“問題児”のレッテルが貼られつつあるシモンズにとって、ネッツでの実質1年目となる今季は、自身のイメージ回復のためにも重要なシーズンとなる。加えて、苦手なジャンパーも克服し、プレーの面でも一皮剝けたとアピールしたいところだ。
ただ、シクサーズからネッツに一緒にトレードされた同僚セス・カリーは、シモンズにジャンプショットは必要ないと考えているようだ。シモンズの生まれ故郷であるオーストラリアの新聞『Herald Sun』のインタビューに答えたカリーは、復活を期す若武者についてこう話していた。
「彼が複数回オールスターに選ばれたのは理由がある。もし彼がフリースローを高確率で沈めることができれば、もう一度アンストッパブルな存在になれるだろうね。
彼にジャンプショットは必要ないと思う。ディフェンス、リバウンド、ボールプッシュ、プレーメーク、リムアタック。彼はただ自分のベストを尽くせばいいのさ。彼ほどのサイズと才能があるなら、1人ではなく2人、時には3人がかりでリムアタックを止める必要がある。それだけで大きな意味があるんだ」
カリー曰く、シモンズはジャンパーを打たずとも、フリースローを磨けば再び選手として輝けるという。確かに彼はミドルや3ポイントだけでなく、フリースローもキャリア通算成功率59.7%と苦戦している。