昨季、12年ぶりにNBAファイナルに駒を進めたボストン・セルティックス。最終決戦ではゴールデンステイト・ウォリアーズに2勝4敗で敗れたものの、カンファレンス準決勝では前年王者のミルウォーキー・バックスを下すなど充実したシーズンを送った。
今季に2008年以来の優勝を果たすため、チームは今オフにマルコム・ブログドンとダニーロ・ガリナーリというベテラン2人を補強。その後、ケビン・デュラントの移籍先として名前が挙がったこともあったが、攻守のバランスやケミストリー面を考慮するとトレードが成立する可能性は低いと言われている。
ロースターはすでに14人と今季の布陣はほぼ固まっているが、チームは現地時間8月2日にNBAキャリア7年を誇るブルーノ・カボクロとトレーニングキャンプ契約を締結した。
カボクロは2014年のドラフトでトロント・ラプターズに1巡目20位指名を受けたブラジル人フォワード。206cmと長身ながら機動力と俊敏性を備え、“ブラジルのケビン・デュラント”と呼ばれていた。
ただ、ドラフト当時に識者から「大ホームランを狙った指名」と言われたように過大評価は否めず、プロ入り後は線の細さやプレーの粗さが目立ち、Dリーグ(現Gリーグ)が主戦場に。結局ラプターズで過ごした約4年間での出場はわずか25試合(平均1.1点、0.6リバウンド)に終わり、18年2月にトレードで放出された。
2018-19シーズンにはメンフィス・グリズリーズで34試合(先発19試合)に出場し、自己最多の平均8.3点、4.6リバウンド、3ポイント成功率36.9%をマークしたこともあったが、シーズン途中にヒューストン・ロケッツに放出され、翌年に解雇されている。
ただ、昨季は母国リーグで平均16.8点、7.7リバウンド、3ポイント成功率36.1%を記録。206㎝のサイズに加え、ウイングスパンはセンター並みの230㎝を誇り、中でも外でもプレー可能なスタイルは、現代のポジションレスバスケに適している。
セルティックスの控えフォワードには、グラント・ウィリアムズや新加入のガリナーリ、2年目のサム・ハウザーなどライバルが多くいるが、今年9月に27歳になるブラジル人は、キャンプで実力をアピールし、本契約を手にできるか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
今季に2008年以来の優勝を果たすため、チームは今オフにマルコム・ブログドンとダニーロ・ガリナーリというベテラン2人を補強。その後、ケビン・デュラントの移籍先として名前が挙がったこともあったが、攻守のバランスやケミストリー面を考慮するとトレードが成立する可能性は低いと言われている。
ロースターはすでに14人と今季の布陣はほぼ固まっているが、チームは現地時間8月2日にNBAキャリア7年を誇るブルーノ・カボクロとトレーニングキャンプ契約を締結した。
カボクロは2014年のドラフトでトロント・ラプターズに1巡目20位指名を受けたブラジル人フォワード。206cmと長身ながら機動力と俊敏性を備え、“ブラジルのケビン・デュラント”と呼ばれていた。
ただ、ドラフト当時に識者から「大ホームランを狙った指名」と言われたように過大評価は否めず、プロ入り後は線の細さやプレーの粗さが目立ち、Dリーグ(現Gリーグ)が主戦場に。結局ラプターズで過ごした約4年間での出場はわずか25試合(平均1.1点、0.6リバウンド)に終わり、18年2月にトレードで放出された。
2018-19シーズンにはメンフィス・グリズリーズで34試合(先発19試合)に出場し、自己最多の平均8.3点、4.6リバウンド、3ポイント成功率36.9%をマークしたこともあったが、シーズン途中にヒューストン・ロケッツに放出され、翌年に解雇されている。
ただ、昨季は母国リーグで平均16.8点、7.7リバウンド、3ポイント成功率36.1%を記録。206㎝のサイズに加え、ウイングスパンはセンター並みの230㎝を誇り、中でも外でもプレー可能なスタイルは、現代のポジションレスバスケに適している。
セルティックスの控えフォワードには、グラント・ウィリアムズや新加入のガリナーリ、2年目のサム・ハウザーなどライバルが多くいるが、今年9月に27歳になるブラジル人は、キャンプで実力をアピールし、本契約を手にできるか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
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