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16歳でカリーを翻弄した逸材ホルムグレン。稀代の名シューターが当時を回顧「彼が2位指名でNBAにいるなんてやばい」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.08.08

今季、カリー(左)とホルムグレン(右)のマッチアップに注目が集まりそうだ。(C)Getty Images

 今年のNBAドラフトでオクラホマシティ・サンダーから1巡目2位指名を受けたチェット・ホルムグレン。八村塁(ワシントン・ウィザーズ)の母校ゴンザガ大出身の20歳は、7フッターのサイズに機動力とスキル、シュート力を兼備した、無限の可能性を秘める将来有望なビッグマンとして大きな期待を受けている。

 そんなホルムグレンが、2019年にステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)が主催するバスケットボールキャンプに参加した際に、カリーとマッチアップしていた映像が残っている。そこでホルムグレンは、リーグ史に名を残すスーパースターを相手にブロックをお見舞いし、さらにはカリーを彷彿させるハンドリングでドライブを決めるなど、およそ16歳とは思えないパフォーマンスを披露していた。
 
 そこから月日が流れ、ドラ2ルーキーとしてNBAの世界に足を踏み入れたホルムグレンについて、カリーは米メディア『Bleacher Report』のインタビューのなかで、当時のキャンプを振り返るとともにこう語っている。

「やばいね。チェットは僕の技を使ったんだ。小さなふたつのビハインド・ザ・バックをね。彼は僕とは異なるフィニッシュをした。僕ならプルアップで3ポイントを打つところを、彼はバスケットに向かって行ってダンクを決めたんだ。そんな彼が今、2位指名でリーグにいるのは最高なことだよ」

 今季のウォリアーズ対サンダー戦、カリーとホルムグレンのマッチアップに大きな注目が集まるのは間違いない。

構成●ダンクシュート編集部

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