NBA選手の評価基準は得点やリバウンド、アシストといった個人成績はもちろん、いかにチームを勝利に導くかも重要な要素になる。どんな素晴らしい能力を持っていても、プロの世界ゆえに勝利に恵まれない選手は評価は上がらない。
米サイトの『Fadeaway world』が現役選手の通算勝率TOP10を発表。昨年の順位とともに紹介しよう。(チーム名は略称)
■現役選手の通算勝率TOP10(※レギュラーシーズン限定、カッコ内は昨年の順位)
10位(―)ジョージ・ヒル(63.6%)
9位(8)ジェームズ・ハーデン(65.0%)
8位(10)クリス・ポール(65.0%)
7位(6)サージ・イバカ(65.3%)
6位(5)レブロン・ジェームズ(65.4%)
5位(7)ステフィン・カリー(66.0%)
4位(4)ドレイモンド・グリーン(68.6%)
3位(3)クレイ・トンプソン(69.4%)
2位(2)ダニー・グリーン(70.9%)
1位(1)カワイ・レナード(74.5%)
ジョージは昨季バックスで66.7%(36勝18敗)の成績を残し、昨年のランク外から10位に浮上。経験豊富なガードは今季もバックスでのプレーが決まっており、今後順位を上げてもおかしくない。
ハーデンは昨年からひとつ順位を下げて9位に。昨季はネッツで61.4%(27勝17敗)、シクサーズ加入後も61.9%(13勝8敗)とイマイチ数字が伸びず、支配力の衰えを感じさせた。
ポールは所属するサンズがリーグトップの成績(78.0%/64勝18敗)に導き、順位がアップ。37歳の名司令塔は自身が出場した65試合でチームは勝率81.5%(53勝12敗)と、健在ぶりを見せつけた。
一方、イバカ(バックス)は昨季途中までプレーしたクリッパーズでの成績が伸び悩み(48.6%:17勝18敗)7位へ。レイカーズのレブロンも44.6%(25勝31敗)に終わり、NBA2年目から17年続いていた出場ゲーム勝ち越しが途切れ、ひとつ順位を落とした。
5位~3位には昨季4年ぶりの優勝を果たしたウォリアーズの生え抜きビッグ3がランクイン。グリーン(昨季73.9%:34勝12敗)とトンプソン(同53.1%:17勝15敗)の順位は変わらなかったが、カリー(同70.3%:45勝19敗)はふたつランクアップしTOP5に入った。
ちなみにグリーンとトンプソンは、プレーオフ勝率でともに歴代1位(70.3%:102勝43敗)となっている。
6位のレブロン、1位のレナードと共闘経験がある名脇役のグリーンは、昨年に続いて2位。強豪チームでプレーを続けるベテランシューターだが、昨季シクサーズで59.6%(37勝25敗)だったため、昨年(71.9%)から若干数字を落とした。
トップのレナードは昨季こそケガで全休したものの、それ以外のすべての年でプレーオフに出場するなど、キャリア10年で負け越しシーズンは1度もなし。通算勝率はマジック・ジョンソン(74.0%)、ラリー・バード(73.6%)というレジェンドも上回る数字。
今季のクリッパーズはポール・ジョージやジョン・ウォール、ノーマン・パウエルなど戦力が充実しているだけに、さらに勝率を伸ばす可能性もありそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
米サイトの『Fadeaway world』が現役選手の通算勝率TOP10を発表。昨年の順位とともに紹介しよう。(チーム名は略称)
■現役選手の通算勝率TOP10(※レギュラーシーズン限定、カッコ内は昨年の順位)
10位(―)ジョージ・ヒル(63.6%)
9位(8)ジェームズ・ハーデン(65.0%)
8位(10)クリス・ポール(65.0%)
7位(6)サージ・イバカ(65.3%)
6位(5)レブロン・ジェームズ(65.4%)
5位(7)ステフィン・カリー(66.0%)
4位(4)ドレイモンド・グリーン(68.6%)
3位(3)クレイ・トンプソン(69.4%)
2位(2)ダニー・グリーン(70.9%)
1位(1)カワイ・レナード(74.5%)
ジョージは昨季バックスで66.7%(36勝18敗)の成績を残し、昨年のランク外から10位に浮上。経験豊富なガードは今季もバックスでのプレーが決まっており、今後順位を上げてもおかしくない。
ハーデンは昨年からひとつ順位を下げて9位に。昨季はネッツで61.4%(27勝17敗)、シクサーズ加入後も61.9%(13勝8敗)とイマイチ数字が伸びず、支配力の衰えを感じさせた。
ポールは所属するサンズがリーグトップの成績(78.0%/64勝18敗)に導き、順位がアップ。37歳の名司令塔は自身が出場した65試合でチームは勝率81.5%(53勝12敗)と、健在ぶりを見せつけた。
一方、イバカ(バックス)は昨季途中までプレーしたクリッパーズでの成績が伸び悩み(48.6%:17勝18敗)7位へ。レイカーズのレブロンも44.6%(25勝31敗)に終わり、NBA2年目から17年続いていた出場ゲーム勝ち越しが途切れ、ひとつ順位を落とした。
5位~3位には昨季4年ぶりの優勝を果たしたウォリアーズの生え抜きビッグ3がランクイン。グリーン(昨季73.9%:34勝12敗)とトンプソン(同53.1%:17勝15敗)の順位は変わらなかったが、カリー(同70.3%:45勝19敗)はふたつランクアップしTOP5に入った。
ちなみにグリーンとトンプソンは、プレーオフ勝率でともに歴代1位(70.3%:102勝43敗)となっている。
6位のレブロン、1位のレナードと共闘経験がある名脇役のグリーンは、昨年に続いて2位。強豪チームでプレーを続けるベテランシューターだが、昨季シクサーズで59.6%(37勝25敗)だったため、昨年(71.9%)から若干数字を落とした。
トップのレナードは昨季こそケガで全休したものの、それ以外のすべての年でプレーオフに出場するなど、キャリア10年で負け越しシーズンは1度もなし。通算勝率はマジック・ジョンソン(74.0%)、ラリー・バード(73.6%)というレジェンドも上回る数字。
今季のクリッパーズはポール・ジョージやジョン・ウォール、ノーマン・パウエルなど戦力が充実しているだけに、さらに勝率を伸ばす可能性もありそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
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