ファンや識者の間で最も盛んに議論されているテーマのひとつが"マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)とレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)、史上最高の選手はどちらか"。NBAのシンボル的存在である"神様"ジョーダンと、現役にして人気、実力、実績とも歴代最高クラスの"キング"レブロンはどちらが上かという、いわゆる"G.O.A.T.論争"である。
このテーマにおいて、両者の違いとして多くの人々が指摘するのが優勝回数だ。ジョーダンが2度の3連覇を達成し6度の優勝、加えてファイナルの舞台で6戦無敗という完璧な経歴を残しているのに対し、レブロンは4度のリーグ制覇を経験している一方で頂上決戦での敗退が6度。この点を理由に、ジョーダンを"G.O.A.T."に挙げる人々が多いのが現状だ。
ただ、現役時代にヒューストン・ロケッツ、レイカーズ、サンアントニオ・スパーズで7個のチャンピオンリングを勝ち取ったロバート・オリーの見解は違うようだ。米メディア『TMZ Sports』のインタビューに答えた"優勝請負人"は「レブロンはジョーダンのリング数を超える必要があるか?」との質問に「いや、それには何の意味もない」と回答。さらにこう続けた。
「偉大な選手を"何回優勝したか"で評価するなんてバカバカしい。カール・マローン(元ユタ・ジャズほか)やチャールズ・バークレー(元フェニックス・サンズほか)が偉大じゃないと言ってるようなもんだ。バスケットボールをプレーしない、プレーしたことのない愚か者たちはチャンピオンシップの数でその選手の偉大さを判断したがる。そいつらはバカだよ」
マローンやバークレーは頂点にこそ手が届かなかったが、"NBA75周年記念チーム"にも選出されているように、リーグ史にその名を刻んだ実力者だったことは疑いようのない事実だ。何より、7度も優勝したオリーの「優勝回数で選手を評価するなんてバカバカしい」という発言ほど、説得力のある言葉はないだろう。
ただ――前述したジョーダンとレブロンの比較論は、レブロンが2020年に4個目のリングを勝ち取ってから一層過熱したように、こと"G.O.A.T.論争"においては、優勝回数は絶対に避けられない命題と言えよう。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】引退後もその影響力は絶大!NBAの頂点に君臨するバスケットボールの"神様"マイケル・ジョーダン特集
このテーマにおいて、両者の違いとして多くの人々が指摘するのが優勝回数だ。ジョーダンが2度の3連覇を達成し6度の優勝、加えてファイナルの舞台で6戦無敗という完璧な経歴を残しているのに対し、レブロンは4度のリーグ制覇を経験している一方で頂上決戦での敗退が6度。この点を理由に、ジョーダンを"G.O.A.T."に挙げる人々が多いのが現状だ。
ただ、現役時代にヒューストン・ロケッツ、レイカーズ、サンアントニオ・スパーズで7個のチャンピオンリングを勝ち取ったロバート・オリーの見解は違うようだ。米メディア『TMZ Sports』のインタビューに答えた"優勝請負人"は「レブロンはジョーダンのリング数を超える必要があるか?」との質問に「いや、それには何の意味もない」と回答。さらにこう続けた。
「偉大な選手を"何回優勝したか"で評価するなんてバカバカしい。カール・マローン(元ユタ・ジャズほか)やチャールズ・バークレー(元フェニックス・サンズほか)が偉大じゃないと言ってるようなもんだ。バスケットボールをプレーしない、プレーしたことのない愚か者たちはチャンピオンシップの数でその選手の偉大さを判断したがる。そいつらはバカだよ」
マローンやバークレーは頂点にこそ手が届かなかったが、"NBA75周年記念チーム"にも選出されているように、リーグ史にその名を刻んだ実力者だったことは疑いようのない事実だ。何より、7度も優勝したオリーの「優勝回数で選手を評価するなんてバカバカしい」という発言ほど、説得力のある言葉はないだろう。
ただ――前述したジョーダンとレブロンの比較論は、レブロンが2020年に4個目のリングを勝ち取ってから一層過熱したように、こと"G.O.A.T.論争"においては、優勝回数は絶対に避けられない命題と言えよう。
構成●ダンクシュート編集部
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