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NBA

「NBAのスタイルに慣れてきた」八村塁が4年目に向け自信!課題にも言及「ディフェンス面で集中しないといけない」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.10.13

4年目の開幕まであと1週間と迫るなか、プレシーズンで好調を維持する八村が意気込みを語った。(C)Getty Images

4年目の開幕まであと1週間と迫るなか、プレシーズンで好調を維持する八村が意気込みを語った。(C)Getty Images

 現地時間10月10日のシャーロット・ホーネッツ戦を116-107で制し、プレシーズン初白星を手にしたワシントン・ウィザーズ。翌11日に公開練習、12日にもチーム練習を重ね、レギュラーシーズン開幕に向けて着々と準備を進めている。

 現時点で、コーリー・キスパートが足首捻挫のため離脱しているものの、新型コロナウイルスの安全衛生プロトコル入りと報じられていたブラッドリー・ビールは12日の練習で復帰。

 ウェス・アンセルドJr.HC(ヘッドコーチ)が「(ビールは)今日、練習にフルで参加した。数日間休んでいたからコンディションは万全ではないが、問題なく動き回っていたよ」と話していたことから、14日のプレシーズン最終戦(対ニューヨーク・ニックス)に出場する可能性もありそうだ。

 ただその一方、ホーネッツ戦で足首を捻挫したクリスタプス・ポルジンギス、左足付け根を痛めてプレシーズン全休のデニ・アブディヤについては「(練習の)一部に参加した。引き続き、様子を見ていく」と、状態は微妙な様子だ。
 
 そんななか、プレシーズン3戦でいずれも2桁得点を記録している八村塁は、12日の練習後に「4年目になりましたが、これまでの3年間で積み重ねてきたお陰で自信が増しました。NBAのスタイルやスペーシングなどに慣れてきました。自分の長所がもっと生かせるようになっています」と好調をアピール。先発パワーフォワードを務めるカイル・クーズマとの同時起用についてもポジティブに捉えている。

「クーズと僕が3番(スモールフォワード)と4番(パワーフォワード)を務める時、すごく息が合っていると思います。ディフェンスではスイッチしてポジションを入れ替えられるし、オフェンスでは相手からしたらどっちが3番か4番なのかわからなくなる。2人とも(ピック&ロールで)ポップしてスリーを打てるし、ロールしていくこともできます」

 今季の予想スターターは、バックコートにモンテ・モリスとビール、フロントコートにはウィル・バートン、クーズマ、ポルジンギスという布陣。ただ、現時点で指揮官がこの5選手と明言したわけではないため、八村がこの中に割って入る可能性もゼロではない。
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