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NBA

「今まで以上に積極性を出せるようになってきた」八村塁が“4年目の進化”を実感!「自分自身レベルアップしている」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.10.16

八村はNBA4年目で「今まで以上に積極性を出せるようになってきた」と成長を実感しているようだった。|写真:田中研治(本誌写真部)

八村はNBA4年目で「今まで以上に積極性を出せるようになってきた」と成長を実感しているようだった。|写真:田中研治(本誌写真部)

 現地時間10月14日、ワシントン・ウィザーズに所属する八村塁はニューヨークのマディソンスクエア・ガーデンで行なわれたニューヨーク・ニックスとのプレシーズンマッチ最終戦に出場。

 この日の八村は30分間コートに立ち、チーム最多の20得点、8リバウンドに2アシストの活躍。チームは敗れたものの、前半だけで15得点をあげるなど、攻守で好プレーを見せてチームを牽引した。

 いい形でプレシーズンを終えた24歳のフォワードは試合後に次のように語った。

「積極的にプレーしているだけ。特にディフェンス面で積極的にプレーして、相手を止めてリバウンドを奪ってボールをプッシュしている。そして正しい判断をしてリムへアタックするか、コーナーにパスを出している。シンプルなことだけど、それがしっかりと出来ていると思う」

 続けて八村は「積極的にプレーすることが鍵だ。これまでは考え過ぎて躊躇して積極性を失う事があった。以前も積極的にプレーすることはあったが、今まで以上に積極性を出せるようになってきたと思う。自分自身レベルアップしていると思う」と現在のプレーに手応えを感じている様子だった。
 
 もっとも、バスケットボールに取り組む姿勢は2019年のNBA入り当時から変わっていないようで、「ドラフトされた時からやってきたことを積み重ねているだけで、チームにいかに貢献できるか証明しようとしているだけ」とコメントした。

 まだ24歳と若手の部類に入る八村だが、今夏にトーマス・ブライアントが退団(ロサンゼルス・レイカーズへ移籍)したことで、今季のウィザーズではブラッドリー・ビール(11年目)に次ぐ古株(4年目)となった。

 現在のチーム状態については「ケミストリーは良くなってきている。(今季のチームは)優秀な選手が揃っていると思う」とし「オフェンスは問題ないが、ディフェンスの状態を上げていかないといけない」と課題にも言及した。

 プレシーズンでは4試合で平均14.8点、7.5リバウンドと好成績を残し、4年目のブレイクを予感させた八村。日本のエースは開幕後も攻守でアグレッシブさを維持し、チームの勝利に貢献できるか。

構成●ダンクシュート編集部
 
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