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NBA

渡邊雄太、ネッツ初戦は“ほろ苦デビュー”も、初の開幕戦出場&NBA在籍年数記録を日本人史上最長「5」に更新<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.10.20

ネッツの一員として公式戦デビューを飾った渡邊。2018年から続くNBA経験年数を5シーズンに伸ばした。(C)Getty Images

ネッツの一員として公式戦デビューを飾った渡邊。2018年から続くNBA経験年数を5シーズンに伸ばした。(C)Getty Images

 現地時間10月19日、NBAが開幕2日目を迎え、ブルックリン・ネッツの渡邊雄太が自身5年目となる2022-23シーズンの初戦に出場。ニューオリンズ・ペリカンズ相手のホームゲームでベンチから8分34秒間コートに立ち、無得点(フィールドゴール0/1、3ポイント0/1、フリースロー0/2)、チームも108-130で初陣を落とした。

 2018年にメンフィス・グリズリーズでNBAデビューを飾った渡邊は、2020年まで2シーズンを同球団で過ごし、20年から昨季まではトロント・ラプターズでプレー。オフにFAとなり、8月にネッツと契約を結んで今季を迎えた。

 プレシーズンでは全4試合に出場し、平均14.9分、5.8点(3ポイント成功率50%)、3.0リバウンドとアピールしてネッツの開幕ロスターを勝ち取った渡邊。この日は62-87と劣勢の第3クォーター残り4分9秒からコートに立ち、敗戦濃厚となった第4クォーターにも起用されたものの、唯一放った3ポイントのほか、自らファウルを受けて得たフリースローも2本外すなど見せ場を作れなかった。
 
 チームも開始6分で4-18とペリカンズに圧倒され、1度もリードを奪えず完敗。ケビン・デュラントこそ32得点、4ブロックと気を吐くも、カイリー・アービングは15得点、昨季全休し新天地デビューとなったベン・シモンズは4得点、5リバウンド、5アシストに終わった。

 それでもNBAでの在籍年数記録を日本人史上最長の「5」に更新し、自身としては初の開幕戦出場を果たした渡邊の挑戦はまだ始まったばかり。出場機会が与えられるシーズン序盤戦のうちに、得意の守備や3ポイントをアピールしたいところだ。

 今季2戦目は21日(日本時間22日)、同じくホームに昨季5位のラプターズを迎える。渡邊にとっては過去2シーズン在籍した古巣との初対決となるだけに、引き続き注目だ。

構成●ダンクシュート編集部
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