ブルックリン・ネッツは、現地時間10月24日にメンフィスで行なわれたメンフィス・グリズリーズ戦に124-134で敗れ、今季成績を1勝2敗とした。
ネッツはエースのケビン・デュラントとカイリー・アービングがともに37得点と爆発し69-64と5点リードで前半を折り返す。しかし、相手のガードコンビ、ジャ・モラントとデズモンド・ベインに38得点を許すなどディフェンスが崩壊し逆転負けを喫した。
デュラント、アービングという2枚看板が躍動した一方で、昨季途中にフィラデルフィア・セブンティシクサーズから加入し、今季新天地デビューしたベン・シモンズは7得点、3リバウンド、8アシストと振るわず、第4クォーターには開幕戦(対ニューオリンズ・ペリカンズ)に続いて6ファウル退場となった。
シモンズは試合後、レフェリーのコールに不満を吐露。とりわけ彼が納得しなかったのは自身がファウルアウトになったプレーだ。
第4クォーター残り4分、ネッツが118-124とリードを許してしていた場面、シモンズはボールをキープしていたグリズリーズのモラントに軽く接触しただけだったが、レフェリーはこれをファウルと判定。その瞬間、シモンズとスティーブ・ナッシュHC(ヘッドコーチ)は信じられないという表情を浮かべていた。
シモンズは「ファウルではなかった。本当にイライラする。あれはデタラメだった。第4クォーターの終盤で、体力勝負の接戦だっただけに悔しい。カレッジやハイスクールではなく、これはNBAだ。何人かは殴られ、血を流す、それがバスケットボールなんだ」とコメント。
この日、シモンズは28分間コートに立つも、出場時の±は-16と振るわず。第1クォーターにはテクニカルファウルを受けたが「(レフェリーから)何の説明もなかった」と振り返り、ファウルアウトになったプレーについても「人には感情がある。僕は彼を罵ったりしていないが、デタラメな判定だった。信じられなかったよ」とフラストレーションを溜めていた。
今季のシモンズは3試合で平均5.7点、6.0リバウンド、7.0アシスト、4.7ファウル(ファウルアウト2回)。キャリアで平均15.9点、8.1リバウンド、7.7リバウンドを残していることを考えると物足りない数字だが、ナッシュHCは昨年6月を最後にNBAのコートから離れていた大型司令塔を援護している。
「彼は長期間バスケットボールをプレーしていないなかった。だから、彼は自分のゲームや自信、感覚を取り戻そうとしている。1年半は、長い活動休止期間だ。ゲームをプレーしたことがある者なら、それがとても難しいことだとわかっているはずだ」
また、エースのデュラントは「このリーグでベンはベテラン。彼は自分を信じているし、俺たちも彼を信じている、次の試合でバウンスバックしてくれるだろう」とチームメイトの復調に期待した。
スタートからつまずいたシモンズだが、シーズンはまだ始まったばかり。攻守でハイレベルな力を持つ26歳の大型司令塔が試合勘を取り戻して本領を発揮できれば、ネッツの上位進出も見えてくるだろう。
構成●ダンクシュート編集部
ネッツはエースのケビン・デュラントとカイリー・アービングがともに37得点と爆発し69-64と5点リードで前半を折り返す。しかし、相手のガードコンビ、ジャ・モラントとデズモンド・ベインに38得点を許すなどディフェンスが崩壊し逆転負けを喫した。
デュラント、アービングという2枚看板が躍動した一方で、昨季途中にフィラデルフィア・セブンティシクサーズから加入し、今季新天地デビューしたベン・シモンズは7得点、3リバウンド、8アシストと振るわず、第4クォーターには開幕戦(対ニューオリンズ・ペリカンズ)に続いて6ファウル退場となった。
シモンズは試合後、レフェリーのコールに不満を吐露。とりわけ彼が納得しなかったのは自身がファウルアウトになったプレーだ。
第4クォーター残り4分、ネッツが118-124とリードを許してしていた場面、シモンズはボールをキープしていたグリズリーズのモラントに軽く接触しただけだったが、レフェリーはこれをファウルと判定。その瞬間、シモンズとスティーブ・ナッシュHC(ヘッドコーチ)は信じられないという表情を浮かべていた。
シモンズは「ファウルではなかった。本当にイライラする。あれはデタラメだった。第4クォーターの終盤で、体力勝負の接戦だっただけに悔しい。カレッジやハイスクールではなく、これはNBAだ。何人かは殴られ、血を流す、それがバスケットボールなんだ」とコメント。
この日、シモンズは28分間コートに立つも、出場時の±は-16と振るわず。第1クォーターにはテクニカルファウルを受けたが「(レフェリーから)何の説明もなかった」と振り返り、ファウルアウトになったプレーについても「人には感情がある。僕は彼を罵ったりしていないが、デタラメな判定だった。信じられなかったよ」とフラストレーションを溜めていた。
今季のシモンズは3試合で平均5.7点、6.0リバウンド、7.0アシスト、4.7ファウル(ファウルアウト2回)。キャリアで平均15.9点、8.1リバウンド、7.7リバウンドを残していることを考えると物足りない数字だが、ナッシュHCは昨年6月を最後にNBAのコートから離れていた大型司令塔を援護している。
「彼は長期間バスケットボールをプレーしていないなかった。だから、彼は自分のゲームや自信、感覚を取り戻そうとしている。1年半は、長い活動休止期間だ。ゲームをプレーしたことがある者なら、それがとても難しいことだとわかっているはずだ」
また、エースのデュラントは「このリーグでベンはベテラン。彼は自分を信じているし、俺たちも彼を信じている、次の試合でバウンスバックしてくれるだろう」とチームメイトの復調に期待した。
スタートからつまずいたシモンズだが、シーズンはまだ始まったばかり。攻守でハイレベルな力を持つ26歳の大型司令塔が試合勘を取り戻して本領を発揮できれば、ネッツの上位進出も見えてくるだろう。
構成●ダンクシュート編集部
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