今季からブルックリン・ネッツでプレーしている渡邊雄太が、シーズン最高のパフォーマンスを見せた。
現地時間11月17日、ネッツはオレゴン州ポートランドのモーダ・センターに乗り込み、ウエスタン・カンファレンス首位を走るポートランド・トレイルブレイザーズと対戦した。
この試合もベンチから出場した渡邊は、第1、第2クォーターで計3リバウンドを奪うも、前半は2本放った3ポイントをいずれもミスし無得点。ネッツは57-61と4点ビハインドで後半を迎えた。
第3クォーター残り8分40秒、渡邊はジョー・ハリスに代わって登場。残り7分にダンクをユスフ・ヌルキッチにブロックされるも、ファウルで得たフリースローを2本きっちり決めると、5分30秒には右コーナーから3ポイントをヒット。
その後、渡邊はデビン・ユーバンクスとの接触でコートに倒れるアクシデントもプレーは続行。ネッツは一時ブレイザーズに2桁点差をつけられたが、クォーター終盤に背番号18が躍動する。
残り2分30秒にフリースロー2本を沈めた渡邊は、直後のオフェンスではドライブを仕掛けて相手ディフェンダーを引き付け、ケビン・デュラントの3ポイントをアシスト。
さらに残り36秒にフリースローを1本決めて82―82の同点に追いつくと、残り3.8秒にはロイス・オニールのパスを受けて右コーナーから3ポイントを炸裂。渡邊はこのクォーターで11得点を叩き出し、ネッツは85-82とリードしてこのクォーターを終えた。
第4クォーター序盤、ブレイザーズに87-91と逆転を許したネッツだが、残り10分に渡邊は左コーナーから3ポイントを決め、相手に傾きかけていた流れを断ち切る。
残り8分に渡邊は1度ベンチに退いたものの、5分半に再度コートイン。すると直後のオフェンスではパスを出すと見せかけてスペースを作り出し、左45度付近から3ポイントをねじ込み、103―101と2点差に迫られた残り1分50秒には、再び左コーナーから冷静に3ポイントを沈めた。
ネッツは土壇場でブレイザーズに同点に追いつかれたが、最後のオフェンスでデュラントのミスショットのこぼれ球をオニールが押し込み、109-107で劇的勝利。今季7勝目(9敗)をあげた。
渡邊は今季最多の28分間の出場でシーズンハイの20得点に7リバウンド、2アシスト、3ポイント71.4%(5/7)、フリースロー83.3%(5/6)を記録し勝利に大きく貢献。とりわけ後半の活躍は見事だった。
この日あげた20得点はデュラント(35得点)に次ぐチーム2位の数字で、5本のスリー成功はキャリアハイ。20点ゲームは昨年12月26日のクリーブランド・キャバリアーズ戦(26)以来で、NBAキャリアで3度目の出来事だった。
渡邊の活躍で連敗を2でストップしたネッツは、20日にホームでメンフィス・グリズリーズと対戦する。
構成●ダンクシュート編集部
現地時間11月17日、ネッツはオレゴン州ポートランドのモーダ・センターに乗り込み、ウエスタン・カンファレンス首位を走るポートランド・トレイルブレイザーズと対戦した。
この試合もベンチから出場した渡邊は、第1、第2クォーターで計3リバウンドを奪うも、前半は2本放った3ポイントをいずれもミスし無得点。ネッツは57-61と4点ビハインドで後半を迎えた。
第3クォーター残り8分40秒、渡邊はジョー・ハリスに代わって登場。残り7分にダンクをユスフ・ヌルキッチにブロックされるも、ファウルで得たフリースローを2本きっちり決めると、5分30秒には右コーナーから3ポイントをヒット。
その後、渡邊はデビン・ユーバンクスとの接触でコートに倒れるアクシデントもプレーは続行。ネッツは一時ブレイザーズに2桁点差をつけられたが、クォーター終盤に背番号18が躍動する。
残り2分30秒にフリースロー2本を沈めた渡邊は、直後のオフェンスではドライブを仕掛けて相手ディフェンダーを引き付け、ケビン・デュラントの3ポイントをアシスト。
さらに残り36秒にフリースローを1本決めて82―82の同点に追いつくと、残り3.8秒にはロイス・オニールのパスを受けて右コーナーから3ポイントを炸裂。渡邊はこのクォーターで11得点を叩き出し、ネッツは85-82とリードしてこのクォーターを終えた。
第4クォーター序盤、ブレイザーズに87-91と逆転を許したネッツだが、残り10分に渡邊は左コーナーから3ポイントを決め、相手に傾きかけていた流れを断ち切る。
残り8分に渡邊は1度ベンチに退いたものの、5分半に再度コートイン。すると直後のオフェンスではパスを出すと見せかけてスペースを作り出し、左45度付近から3ポイントをねじ込み、103―101と2点差に迫られた残り1分50秒には、再び左コーナーから冷静に3ポイントを沈めた。
ネッツは土壇場でブレイザーズに同点に追いつかれたが、最後のオフェンスでデュラントのミスショットのこぼれ球をオニールが押し込み、109-107で劇的勝利。今季7勝目(9敗)をあげた。
渡邊は今季最多の28分間の出場でシーズンハイの20得点に7リバウンド、2アシスト、3ポイント71.4%(5/7)、フリースロー83.3%(5/6)を記録し勝利に大きく貢献。とりわけ後半の活躍は見事だった。
この日あげた20得点はデュラント(35得点)に次ぐチーム2位の数字で、5本のスリー成功はキャリアハイ。20点ゲームは昨年12月26日のクリーブランド・キャバリアーズ戦(26)以来で、NBAキャリアで3度目の出来事だった。
渡邊の活躍で連敗を2でストップしたネッツは、20日にホームでメンフィス・グリズリーズと対戦する。
構成●ダンクシュート編集部
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