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【NBA】八村塁が前半だけで13得点も後半はノーゴール。ウィザーズは激戦を制し延長の末にヒートを下す<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.11.19

前半だけで13得点と好スタートを切った八村。しかし後半は無得点に終わった。(C)Getty Images

 現地時間11月18日(日本時間19日、日付は以下同)、ワシントン・ウィザーズは本拠地キャピタルワン・アリーナでマイアミ・ヒートと激突。延長の末に同地区のライバルを107-106で撃破し、今季成績を9勝7敗とした。

 両軍のスターターは、ウィザーズがモンテ・モリス、ブラッドリー・ビール、デニ・アブディヤ、カイル・クーズマ、クリスタプス・ポルジンギスの5人。一方でジミー・バトラーやバム・アデバヨ、タイラー・ヒーローら主力に離脱者が続出しているヒートは、カイル・ラウリー、マックス・ストゥルース、ケイレブ・マーティン、ヘイウッド・ハイスミス、ニコラ・ヨビッチが先発ラインナップに並んだ。

 試合は第2クォーター、ラウリーを中心に猛攻を仕掛けたヒートが38-24とウィザーズを圧倒し、12点リードで後半に突入。しかしウィザーズは徐々に点差を縮め、第4クォーター序盤にコーリー・キスパートの3ポイントで逆転に成功する。以降は同点3回、リードチェンジ3回と互いに譲らない展開のなか、ウィザーズは3点ビハインドの残り15秒にクーズマが値千金の3ポイントをヒット。土壇場で追いつき、オーバータイムに突入する。

 迎えた延長、7人でプレーしてきたヒートが力尽く。得点はフリースロー2本のみでフィールドゴールは決まらず、ウィザーズが1点差で息詰まる熱戦を制した。
 
 八村塁は第1クォーター残り4分半にコートイン。残り1分、ビールのパスを受けて左エルボーからターンアラウンドジャンパーを決めると、残り6秒にはポルジンギスのアシストから豪快なボースハンドダンク。第2クォーターもジャンパーや3ポイント、オフェンシブ・リバウンドを奪ってのレイアップで得点を奪い、前半だけで13得点と幸先のいいスタートを切る。

 しかし後半以降は一転、そもそもショットを2本しか打つ機会がなく無得点に終わる。それでも要所でリバウンドを奪うなど堅実に仕事をこなし、最終的なスタッツは28分25秒のプレータイムで13得点(フィールドゴール6/11、3ポイント1/3)、8リバウンド、3アシスト、1スティール、1ターンオーバー、2ファウル、出場時間当たりの±は-2だった。

 ウィザーズの次戦は20日、ホームでシャーロット・ホーネッツを迎え撃つ。10勝目に到達することができるか注目だ。

構成●ダンクシュート編集部

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