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NBA

テイタムとブッカーが今季最初の月間MVPに選出!ともにチームをカンファレンス首位に導き2度目の受賞|NBA10/11月

ダンクシュート編集部

2022.12.02

10/11月の月間MVPに選ばれたセルティックスのテイタム(左)とサンズのブッカー(右)。(C)Getty Images

10/11月の月間MVPに選ばれたセルティックスのテイタム(左)とサンズのブッカー(右)。(C)Getty Images

 現地時間12月1日、NBAが2022-23シーズン最初となる10/11月の月間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからボストン・セルティックスのジェイソン・テイタム、ウエスタン・カンファレンスからフェニックス・サンズのデビン・ブッカーが選出された。

 10月18日の開幕から11月までの期間中、21試合に出場(欠場1試合)したテイタムはイースト1位の平均31.6点、7.8リバウンド、4.5アシスト、0.90スティール、1.14ブロックをマーク。チームをリーグ最高かつイースト首位の18勝4敗に導き、2020年2月以来2回目の月間MVPに輝いた。

 2試合を除く19試合で20点以上、うち12試合で30点以上をあげるなど抜群の安定感を誇る24歳は、フィールドゴール成功率48.8%と自己最高ペースを更新。3ポイント成功率36.6%、フリースロー成功率87.3%を記録したほか、出場時の得失点差を示す+/-はリーグ1位の+198(1試合平均+9.4)を叩き出した。

 開幕前にはイーメイ・ユドカHCのスキャンダル及び職務停止などで先行きが不安視されたセルティックスだが、頼れるエースの活躍もあり、平均得点でリーグ1位の攻撃型チームを形成。同日には月間最優秀コーチも発表され、ユドカに代わって指揮を執るジョー・マズーラHCが初めて選出された。同月に選手とHCが同時に受賞したのは、球団では1986年3月のラリー・バードとKC・ジョーンズHC以来37シーズンぶりだ。
 
 一方、ブッカーは全21試合の出場で平均29.0点、5.3リバウンド、5.8アシスト、1.14スティールをマーク。サンズをウエスト首位の15勝6敗に導く原動力となり、2021年2月以来2回目の受賞となった。

 26歳のスコアラーはフィールドゴール成功率48.9%、3ポイント成功率37.8%、フリースロー成功率87.8%と高いシュート力を発揮し、半数以上でクリス・ポールを欠いたチームを牽引。11月30日のシカゴ・ブルズ戦では史上8人目となる出場31分以下(30分40秒)で50点以上(51得点)を奪取する圧巻の活躍で同月を締めくくった。

 なお、ウエストの月間最優秀コーチにはサンズのモンティ・ウィリアムズHC(通算5回目)が選出。両カンファレンスの首位チームがWタイトルを獲得する形となった。

 10/11月のその他の候補者は以下の通りだ。

■イースト:ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)、ОG・アヌノビー(トロント・ラプターズ)、デマー・デローザン(シカゴ・ブルズ)、ケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)、タイリース・ハリバートン、マイルズ・ターナー(ともにインディアナ・ペイサーズ)、ドノバン・ミッチェル(クリーブランド・キャバリアーズ)、フランツ・ヴァグナー(オーランド・マジック)

■ウエスト:ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、アンソニー・デイビス(ロサンゼルス・レイカーズ)、ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)、ディアロン・フォックス(サクラメント・キングス)、ジェレミー・グラント、アンファニー・サイモンズ(ともにポートランド・トレイルブレイザーズ)、シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(オクラホマシティ・サンダー)、ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)、ジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)

構成●ダンクシュート編集部
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