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日本代表

ネブラスカ大の富永啓生が自己最多タイの23得点!今季平均11.8点、3P成功率41.7%とNBA入りへジャンプアップ<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.12.01

ネブラスカ大の富永がNCAA自己最多タイの23得点をマーク。チームの大勝に貢献した。※写真は今年7月のW杯予選のもの(C)Getty Images

ネブラスカ大の富永がNCAA自己最多タイの23得点をマーク。チームの大勝に貢献した。※写真は今年7月のW杯予選のもの(C)Getty Images

 バスケ大国アメリカの地で奮闘しているのは、NBAの八村塁や渡邊雄太だけではない。

 現地時間11月30日、NCAA(全米大学体育協会)は各地でレギュラーシーズンの試合を行ない、日本代表の富永啓生(3年)が所属するネブラスカ大はホームでボストン・カレッジと対戦。富永がチーム最多の23得点を叩き出す活躍で、88-67の勝利を収めた。

 開幕から8戦連続でベンチスタートとなった富永は、開始5分を過ぎたところでコートイン。まずはアシストで味方の得点をお膳立てすると、前半残り12分35秒には絶妙なカッティングからレイアップを沈める。

 同10分には一時逆転を許すも、直後に富永の3ポイントで再逆転。その後もフローターに3ポイント、フリースローなど前半すべてのシュート(3ポイント2本含むFG5本、FT5本)を成功させ17得点を稼いだ背番号30の活躍で、チームは37-34とリードして折り返した。

 勢いに乗るネブラスカ大は後半、開始から11分間で24-4と攻勢を仕掛けてリードを拡大。富永は残り9分48秒と16秒にそのランを締めくくる2本の3ポイントを決めて、会場に駆け付けた地元ファンを熱狂させた。
 
 富永は最終的に25分のプレータイムでチーム最多の23得点に2アシスト。フィールドゴールは8本中7本成功(うち3ポイントは5本中4本)、フリースローは全5本を沈める“ほぼパーフェクト”なシュートタッチで、昨季11月のサウスダコタ大戦に並ぶNCAA自己最多タイのスコアをマークした。

 渡米4年目、NCAA1部のネブラスカ大に入って2シーズン目の今季は、8試合に出場して平均11.8点(昨季は5.7点)、FG成功率53.2%(同37.3%)、3ポイント成功率41.7%(同33.0%)、FT成功率100%(同84.2%)と数字は軒並み上昇。総得点でチーム1位(94点)、3ポイントは同2位(15本)と、主軸の1人に成長している。

 NBA入りを目指し、アピールを続ける21歳の日本代表シューター。次戦は12月4日(日本時間5日)、敵地で全米ランキング7位のクレイトン大と対戦する。格上との一戦で再び爆発なるか注目だ。

構成●ダンクシュート編集部
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