マイケル・ジョーダンとチャールズ・バークレーと言えば、1984年ドラフトの同期であり、NBAで長年にわたってしのぎを削った親友・ライバルとして知られる。一方で、近年は犬猿の仲が取り沙汰されるなど、引退後の関係は断絶されている。
そんななか、現在『TNT』のコメンテーターとしてお茶の間の人気を集めるバークレーは、かつての友人とのわだかまりを解消したいという思いがあるようだ。
同じ1963年生まれで、93年のNBAファイナルではシカゴ・ブルズとフェニックス・サンズのエースとして対決したように、2人はリーグを代表するスーパースター同士、激しく火花を散らした。
その反面、92年にはバルセロナ五輪で伝説の“ドリームチーム”の一員として共闘。ともに主軸として母国に金メダルをもたらすなど、現役時代は仲の良さが知れ渡っていた。
互いに殿堂入りも果たしているレジェンドだが、その関係が一変したのは現役引退後。シャーロット・ホーネッツのオーナーとなったジョーダンの手腕を、歯に衣着せぬ物言いのバークレーが批判して以降、確執が表面化していった。
バークレーは今回、米メディア『Bleacher Report』のインタビューで、現在のジョーダンとの関係性について「本当に不幸な状況」と言及。一方で、「ほかのコーチやゼネラルマネージャーを批判しておいて、彼がベストフレンドだからといって見逃すことはできない。私はその時、『マイケルはもっといい人材を囲う必要がある。彼が成功するか心配なんだ』と言った」と当時を振り返った。
この発言後、ジョーダンから直接電話があったというが、「あまり喜ばしい会話ではなかった」と明かしたバークレー。それ以来2人は約10年間、まともに口を利いていないという。
もっとも、来年2月に60歳を迎えるレジェンドは、かつての親友との関係修復を考えているようだ。
「正直、そのうち事態が収拾されると思っていたけど、彼は頑固だし、私も頑固だからね。そういうことだから仕方ない(笑)。話す機会があったら、私は『自分は正しいと思ったことを言った。ただ、気を悪くさせてしまって申し訳ない。これまでのことは水に流して、ゴルフを楽しみたい』と言うだろう」
ロサンゼルス・レイカーズのシャキール・オニールとコビー・ブライアント、ボストン・セルティックスのレイ・アレンとラジョン・ロンドのように、確執が取り沙汰されたデュオ、あるいは因縁の関係はこれまでにも数え切れないほどある。
はたしてジョーダンとバークレーの未来は、どのような結末を迎えるのだろうか。
構成●ダンクシュート編集部
そんななか、現在『TNT』のコメンテーターとしてお茶の間の人気を集めるバークレーは、かつての友人とのわだかまりを解消したいという思いがあるようだ。
同じ1963年生まれで、93年のNBAファイナルではシカゴ・ブルズとフェニックス・サンズのエースとして対決したように、2人はリーグを代表するスーパースター同士、激しく火花を散らした。
その反面、92年にはバルセロナ五輪で伝説の“ドリームチーム”の一員として共闘。ともに主軸として母国に金メダルをもたらすなど、現役時代は仲の良さが知れ渡っていた。
互いに殿堂入りも果たしているレジェンドだが、その関係が一変したのは現役引退後。シャーロット・ホーネッツのオーナーとなったジョーダンの手腕を、歯に衣着せぬ物言いのバークレーが批判して以降、確執が表面化していった。
バークレーは今回、米メディア『Bleacher Report』のインタビューで、現在のジョーダンとの関係性について「本当に不幸な状況」と言及。一方で、「ほかのコーチやゼネラルマネージャーを批判しておいて、彼がベストフレンドだからといって見逃すことはできない。私はその時、『マイケルはもっといい人材を囲う必要がある。彼が成功するか心配なんだ』と言った」と当時を振り返った。
この発言後、ジョーダンから直接電話があったというが、「あまり喜ばしい会話ではなかった」と明かしたバークレー。それ以来2人は約10年間、まともに口を利いていないという。
もっとも、来年2月に60歳を迎えるレジェンドは、かつての親友との関係修復を考えているようだ。
「正直、そのうち事態が収拾されると思っていたけど、彼は頑固だし、私も頑固だからね。そういうことだから仕方ない(笑)。話す機会があったら、私は『自分は正しいと思ったことを言った。ただ、気を悪くさせてしまって申し訳ない。これまでのことは水に流して、ゴルフを楽しみたい』と言うだろう」
ロサンゼルス・レイカーズのシャキール・オニールとコビー・ブライアント、ボストン・セルティックスのレイ・アレンとラジョン・ロンドのように、確執が取り沙汰されたデュオ、あるいは因縁の関係はこれまでにも数え切れないほどある。
はたしてジョーダンとバークレーの未来は、どのような結末を迎えるのだろうか。
構成●ダンクシュート編集部
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