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【NBA】ネッツの渡邊雄太が11試合ぶり復帰で10得点、7リバウンド!主力8人欠場も敵地での逆転勝利に貢献<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.12.11

太ももの故障から11試合ぶりに復帰を果たした渡邊。10得点、7リバウンドの活躍で勝利に貢献した。(C)Getty Images

 現地時間12月10日、インディアナポリスのゲインブリッジ・フィールドハウスでブルックリン・ネッツ対インディアナ・ペイサーズの一戦が行なわれ、136-133でネッツが勝利。渡邊雄太は11試合ぶりに復帰を果たし、21分8秒のプレーで10得点(フィールドゴール4/10、3ポイント1/5,フリースロー1/2)、7リバウンド、2アシスト、1スティールを記録した。

 11月20日の試合後に右ハムストリングを負傷し10試合の欠場が続いた渡邊は、約3週間ぶりに戦列復帰。この日はケビン・デュラントやカイリー・アービング、ベン・シモンズら主力8選手が欠場したなかで、故障前と変わらぬローテーションの一角として勝利に貢献した。

 渡邊はチームが9点をリードした第1クォーター残り5分9秒にコートに入ると、同2分8秒にスティールを記録。1分58秒の3ポイントは外れたものの、1分28秒にはフローターショットを沈めて復帰後初得点をあげた。

 第2クォーターにも積極的に3ポイントを放ち、同クォーター7分19秒にこの日4本目のショットを成功。直後にベンチへ下がり、前半5得点で試合を折り返した。
 
 69-76とペイサーズのリードで迎えた後半も渡邊は攻守に躍動する。第3クォーター5分44秒にオフェンシブ・リバウンドからゴール下でシュートを決めると、チームが同点に追いついた第4クォーター残り3分過ぎにはリバウンドを奪ってそのままドリブルで駆け上がりファウルを獲得。1本目のフリースローを成功後、2本目は外れるも自らリバウンドを掴んでパティ・ミルズの3ポイントをアシストしリードを4点に。さらに渡邊は直後の攻撃でもリバウンドからゴール下ショットを決める殊勲の働き。このリードを守り切ったネッツが、敵地で貴重な勝利をあげた。

 主力不在のなか3連勝、直近8試合で7勝目をあげたネッツは控えのキャム・トーマスが自己最多の33得点、ミルズが24得点、エドモンド・サムナーが21得点、デイロン・シャープが20得点、12リバウンド、マーキーフ・モリスが15得点、11リバウンドと普段控えのメンバーが奮闘。渡邊もキャリアハイとなる5本のオフェンシブ・リバウンドを奪うなど故障の影響を感じさせないハッスルプレーを見せた。

 16勝12敗でイースタン・カンファレンス4位のネッツは次戦12日(日本時間13日)、敵地でワシントン・ウィザーズと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部
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