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キャブズのミッチェルがNBA史上8位の71得点!現役選手では70得点のブッカーを抜きトップに浮上!<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.01.03

ミッチェルはこれまでのキャリアハイ(46)を大幅に上回る71得点を叩き出し、キャブズを勝利に導いた。(C)Getty Images

 現地時間1月2日、クリーブランド・キャバリアーズのドノバン・ミッチェルが圧巻のパフォーマンスを演じた。ホームで開催されたシカゴ・ブルズ戦で、NBA歴代8位(タイ)の71得点を叩き出し、チームを145-134の勝利に導いた。

 この日、26歳のガードは第1クォーターで5得点、第2クォーターで11得点をマークしたが、キャブズは47-65とブルズに大差をつけられて前半を折り返す。

 しかし、第3クォーターに6本のフィールドゴール、12本のフリースローを決めて24得点を奪取。エースの奮闘で91-96と5点差まで詰めると、第4クォーターには18得点を記録。128-130で2点を追う残り4.7秒にはフリースローをわざと外し、そのミスを自ら拾って押し込み、試合はオーバータイムに突入する。

 ミッチェルは第4クォーター終了時点で58得点を奪い、それまでレブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)とカイリー・アービング(現ブルックリン・ネッツ)が保持していたキャブズのチームレコード(57得点)を上回ってみせた。

 延長戦はミッチェルの1人舞台。フィールドゴール4/4、3ポイント3/3、フリースロー2/2と驚異の集中力で、チームがあげた15得点中13得点を稼ぎ、ブルズを粉砕した。
 
 最終的にミッチェルは50分の出場で、71得点に8リバウンド、11アシスト、フィールドゴール成功率64.7%(22/34)、3ポイント成功率46.7%(7/15)、フリースロー成功率80%(20/25)でフィニッシュ。NBAで70得点以上をマークした史上7人目の選手となり、現役選手ではフェニックス・サンズのデビン・ブッカー(70得点)を抜き、トップに浮上した。

 なお、NBAの1試合最多得点記録は以下となっている。

■NBA1試合最多得点 (※70得点以上、カッコ内は日付)
1位:ウィルト・チェンバレン 100得点(1962年3月2日)
2位:コビー・ブライアント 81得点(2006年1月22日)
3位:ウィルト・チェンバレン 78得点(1961年12月8日)
4位:デイビッド・トンプソン 73得点(1978年4月9日)
ー:ウィルト・チェンバレン  73得点(2回/1962年1月13日、62年11月16日)
7位:ウィルト・チェンバレン 72得点(1962年11月3日)
8位:デイビッド・ロビンソン 71得点(1994年4月24日)
ー:ドノバン・ミッチェル 71得点(2023年1月2日)
ー:エルジン・ベイラー 71得点(1960年11月15日)
11位:デビン・ブッカー 70得点(2017年3月24日)
ー:ウィルト・チェンバレン 70得点(1963年3月10日)

構成●ダンクシュート編集部
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