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得点レースはドンチッチが依然トップ…渡邊雄太は規定に1本足りない“隠れ1位”【NBA中間地点個人成績ランキング】

ダンクシュート編集部

2023.01.13

個人成績で主要3部門のトップに立つドンチッチ(左)、サボニス(右上)、ハリバートン(右下)。(C)Getty Images

 現地10月18日に開幕したNBAの2022-23シーズンも、早くも折り返し地点に突入。各チームが半分の40試合前後を消化し、勝負の後半戦を迎えようとしている。

 注目の個人成績ランキングでは、ブルックリン・ネッツの渡邊雄太が3ポイント成功率で一時トップに立つなど、日本のファンを中心に盛り上がりを見せている。現在は規定未満のためランキングに名前はないが、シーズン半ばでも首位争いを演じているのは見事の一言だ。ここでは得点、リバウンド、アシストの主要3部門のトップ10を紹介していこう(現地1月11日時点)。

■平均得点TOP10
1位ルカ・ドンチッチ(マーベリックス)/34.2点
2位ジョエル・エンビード(76ers)/33.6点
3位ヤニス・アデトクンボ(バックス)/31.0点
4位ジェイソン・テイタム(セルティックス)/30.8点
5位シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(サンダー)/30.8点
6位ケビン・デュラント(ネッツ)/29.7点
7位ドノバン・ミッチェル(キャバリアーズ)/29.3点
8位レブロン・ジェームズ(レイカーズ)/29.1点
9位ジャ・モラント(グリズリーズ)/27.6点
10位トレイ・ヤング(ホークス)/27.5点

 得点部門では序盤戦に引き続き、ダラス・マーベリックスのドンチッチが首位を維持。月間MVPに輝いた12月には自己最多の1試合60得点を含め、3度の50点超えと爆発した。フィールドゴール成功率も50.1%と高い水準を保っており、初タイトルへの期待が高まっている。

 次点は昨季の得点王エンビード。最初の20試合でコートに立ったのは12試合と序盤戦は故障欠場が目立ったが、12月に平均35.4点と調子を上げ、ドンチッチとともに月間MVPに選ばれている。トップとはわずか0.6点差のため、首位交代の可能性も十分にありそうだ。

 3位以下は、アデトクンボ、テイタム、ギルジャス・アレキサンダーの3人が平均30点超え。1月2日に自己最多の71得点を叩き出した7位のミッチェルにも注目だ。
 
■平均リバウンドTOP10
1位ドマンタス・サボニス(キングス)/12.4本
2位ルディ・ゴベア(ウルブズ)/12.0本
3位ヤニス・アデトクンボ(バックス)/11.9本
4位スティーブン・アダムズ(グリズリーズ)/11.5本
5位ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ)/11.0本
6位ニコラ・ブーチェビッチ(ブルズ)/10.9本
7位イビツァ・ズバッツ(クリッパーズ)/10.5本
8位ジュリアス・ランドル(ニックス)/10.3本
9位ボビー・ポーティス(バックス)/10.1本
10位ユスフ・ヌルキッチ(ブレイザーズ)/10.1本

 リバウンド部門では、昨季のタイトルリーダーであるゴベアをかわし、サクラメント・キングスのサボニスが首位に浮上。昨年の12月4日から現在まで、18試合連続で2桁リバウンドを継続中で、その間3度の20本超えも記録している。過去3年は平均12.4本で5位、12.0本で4位、12.1本で3位と着実に順位を上げてきているが、今季こそ初のリバウンド王に輝けるか。

 その他の候補では、得点ランクに続いて3位に入っているアデトクンボ、10年目にしてキャリアハイのペースでリバウンドを量産するアダムズ、昨季13.8本で2位だったヨキッチらもまだまだ数字を伸ばす可能性はある。
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アシスト&3ポイントランキングには“隠れ1位”が