今季のロサンゼルス・クリッパーズは、カワイ・レナード、ポール・ジョージ、ジョン・ウォールといったオールスター経験者を擁する充実の陣容ながら、12月末から6連敗を喫するなど、安定しない戦いが続いている。そんなタレント軍団について、リチャード・ジェファーソン(元ニュージャージー/現ブルックリン・ネッツほか)は、チーム内の“縦関係”に問題があると指摘した。
2020-21シーズンにフランチャイズ史上初のカンファレンス決勝進出を果たしたクリッパーズだが、昨季はレナードが右ヒザの前十字靭帯を部分断裂したことで修復手術を受けて全休。二枚看板の一角を担うジョージもわずか31試合しか出場できず、4年ぶりにプレーオフ出場を逃した。
今季はレナードの復帰、さらにはオールスター出場5回を誇る名PG(ポイントガード)のウォール加入でリーグ制覇も期待されたが、ここまで22勝22敗でウエスタン・カンファレンス7位タイと今ひとつ。レナードは稼働率が半分以下で、44試合中20試合の出場(右ヒザのケガのマネジメントで17試合、右足首の捻挫で6試合、コロナ以外の病気で1試合欠場)にとどまり、平均18.5点、6.2リバウンド、3.9アシストと物足りない数字に終始している。
ジョージは30試合に出場して平均23.7点、6.0リバウンド、5.1アシストとまずまず。ベテランPGのウォールはスーパーサブとしての起用で、成長株のイビツァ・ズバッツも平均10.1点、10.5リバウンドを記録しているものの、チーム全体ではリーグ3位の平均110.1失点に対し、平均得点は同ワースト2位の平均109.1点と攻撃力不足が顕著だ。
レナードはレギュラーシーズンで歴代最高となる勝率74.1%(441勝154敗)という数字を誇っているように“勝てる選手”なわけだが、現在のチームを勝利に導けていないのは言うまでもないだろう。
2020-21シーズンにフランチャイズ史上初のカンファレンス決勝進出を果たしたクリッパーズだが、昨季はレナードが右ヒザの前十字靭帯を部分断裂したことで修復手術を受けて全休。二枚看板の一角を担うジョージもわずか31試合しか出場できず、4年ぶりにプレーオフ出場を逃した。
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ジョージは30試合に出場して平均23.7点、6.0リバウンド、5.1アシストとまずまず。ベテランPGのウォールはスーパーサブとしての起用で、成長株のイビツァ・ズバッツも平均10.1点、10.5リバウンドを記録しているものの、チーム全体ではリーグ3位の平均110.1失点に対し、平均得点は同ワースト2位の平均109.1点と攻撃力不足が顕著だ。
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