日本バスケットボール界の"至宝"八村塁を巡って、現役スターと往年の重鎮が場外戦を繰り広げて話題を集めている。
事の発端となったのは、90年代から2000年代初頭にかけてロサンゼルス・レイカーズなどで活躍した元NBAスターのシャキール・オニールの八村に対する発言だった。
今月23日にワシントン・ウィザーズからのトレードで加入した24歳について、25日のサンアントニオ・スパーズ戦後に米放送局『TNT』のハイライト番組で意見を求められた"シャック"は、「トップ10の選手でもない限り、俺は知らない。そもそも俺があんな子を知っているわけないだろ」と発言。さらに直後に公開された『TNT』のポッドキャスト番組「The Big Podcast」でも「あいつは誰だ? いや、まじでさ。写真を見せてくれよ」とばっさり。古巣にやってきたニューカマーに鋭い意見をぶつけたのである。
もっとも、彼のコメンタリーとしてはあるまじき言動には批判が集中。ついには現役スターであるケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)も苦言を呈した。1月28日(現地)に自身のツイッターでネットニュースを引用した34歳は、「シャキールはバスケを知らないのか?」と鋭い意見を投稿したのだ。
デュラントの投稿には多くのNBAファンが「良く言った」「誰もがそう思っている」と賛同的な意見を寄せた。しかし、現役時代から歯に衣着せぬ言動で人気を博してきたシャックが、後輩から送られた辛辣なメッセージを黙って見過ごすわけがなかった。
デュラントが運営に参加する米メディア『Board Room』の公式ツイッターへリプライを送ったシャックは、「オレはバスケを知らないが、どうやって髪の毛を整えるか、薄くなってきた時に剃ることを決断するのかは知っている。そしてバスドライバーを常に愛している」と皮肉を炸裂させた。
2016-17シーズンから「最強軍団」のゴールデンステート・ウォリアーズで2度の優勝を果たしたデュラントだが、怪我の影響もあって「バスドライバー(優勝チームを引っ張る中心選手)」ではなかったと批判を浴びている。それをシャックは真っ先にいじったのである。
八村を巡るNBA界の大物を巡る騒動は、米メディアでも波紋を呼んでいる。スポーツポータルサイト『Clutch Points』が「ハチムラを擁護したデュラントに、オニールは容赦のない"平手打ち"を見舞った」と報道。さらに米誌『Sports Illustrated』も「オニールほど議論を白熱させる男はいない」「仕返しは試合なんかよりも壮大なものだった」と皮肉交じりに伝えた。
もはや、全く関係がないところにまで及んでしまった感があるシャックの舌鋒。八村には、レイカーズ史に残るレジェンドの考えを改めさせるパフォーマンスを期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
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【関連記事】レイカーズはなぜ八村塁を獲得したのか?首脳陣が理由を語る「ウイングのポジションにサイズと厚みを加えたかった」<DUNKSHOOT>
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今月23日にワシントン・ウィザーズからのトレードで加入した24歳について、25日のサンアントニオ・スパーズ戦後に米放送局『TNT』のハイライト番組で意見を求められた"シャック"は、「トップ10の選手でもない限り、俺は知らない。そもそも俺があんな子を知っているわけないだろ」と発言。さらに直後に公開された『TNT』のポッドキャスト番組「The Big Podcast」でも「あいつは誰だ? いや、まじでさ。写真を見せてくれよ」とばっさり。古巣にやってきたニューカマーに鋭い意見をぶつけたのである。
もっとも、彼のコメンタリーとしてはあるまじき言動には批判が集中。ついには現役スターであるケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)も苦言を呈した。1月28日(現地)に自身のツイッターでネットニュースを引用した34歳は、「シャキールはバスケを知らないのか?」と鋭い意見を投稿したのだ。
デュラントの投稿には多くのNBAファンが「良く言った」「誰もがそう思っている」と賛同的な意見を寄せた。しかし、現役時代から歯に衣着せぬ言動で人気を博してきたシャックが、後輩から送られた辛辣なメッセージを黙って見過ごすわけがなかった。
デュラントが運営に参加する米メディア『Board Room』の公式ツイッターへリプライを送ったシャックは、「オレはバスケを知らないが、どうやって髪の毛を整えるか、薄くなってきた時に剃ることを決断するのかは知っている。そしてバスドライバーを常に愛している」と皮肉を炸裂させた。
2016-17シーズンから「最強軍団」のゴールデンステート・ウォリアーズで2度の優勝を果たしたデュラントだが、怪我の影響もあって「バスドライバー(優勝チームを引っ張る中心選手)」ではなかったと批判を浴びている。それをシャックは真っ先にいじったのである。
八村を巡るNBA界の大物を巡る騒動は、米メディアでも波紋を呼んでいる。スポーツポータルサイト『Clutch Points』が「ハチムラを擁護したデュラントに、オニールは容赦のない"平手打ち"を見舞った」と報道。さらに米誌『Sports Illustrated』も「オニールほど議論を白熱させる男はいない」「仕返しは試合なんかよりも壮大なものだった」と皮肉交じりに伝えた。
もはや、全く関係がないところにまで及んでしまった感があるシャックの舌鋒。八村には、レイカーズ史に残るレジェンドの考えを改めさせるパフォーマンスを期待したい。
構成●THE DIGEST編集部
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