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【NBA】八村塁、レイカーズ加入後最多の19得点、9リバウンド! レイカーズはニックスとの激戦を制して連敗ストップ<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.02.01

八村はレイカーズ加入後では最多となる19得点、9リバウンドをあげ、勝利に大きく貢献した。(C)Getty Images

 現地時間1月31日、ニューヨークのマディソンスクエア・ガーデンでニューヨーク・ニックスとロサンゼルス・レイカーズが対戦した。

 レイカーズは前日のブルックリン・ネッツ戦を欠場したレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスが復帰。スタメンはこの2人にデニス・シュルーダー、トロイ・ブラウンJr.、そして八村塁が2戦連続で名を連ねた。

 試合序盤から八村は得意のミドルジャンパー、速攻でレブロンのパスを受けてのレイアップと、チーム最初の6得点中4得点をマーク。ディフェンスでも相手エースのジュリアス・ランドルに自由を与えず、残り4分半には速攻からボースハンドダンクを決め、レイカーズは29-24で第1クォーターを終了。 

 第2クォーターのレイカーズは10本連続でフィールドゴールをミスし、ニックスに逆転を許す。この悪い流れを変えたのは八村で、残り7分45秒に右45度付近から3ポイント、6分半にもジャンパーをヒットさせて12得点目。一時8点差をつけられたレイカーズだが、レブロンの個人技で点差を詰め、最後はシュルーダーが放ったハーフコートショットがブザービーターとなり、52-53で後半戦へ。
 
 第3クォーター序盤、八村はリバウンドのこぼれ球をティップしマイボールにすると、左コーナーから3ポイント。さらに残り7分35秒にはタイミング良くゴール下に入り込んでレイアップでフィニッシュ。17得点目でレイカーズにおける自己最多得点を更新した。レイカーズはデイビスやレブロンも得点を重ね、86ー83と3点リードでこのクォーターを終えた。

 八村は第4クォーターのスタートはベンチだったが、残り8分50秒にデイビスとともに投入されると、7分20秒にレブロンのパスから右手ダンクを決めて19得点目。その後は手に汗握る接戦となり、1分40秒にレブロンが3ポイントを成功しレイカーズは114-108と6点をリードするが、ニックスもクエンティン・グライムズとブランソンの連続得点でオーバータイムに突入する。

 今季は延長で1勝4敗と苦手にしていたレイカーズだが、この日はウエストブルックとデイビスのコンビプレー、シュルーダーの3ポイントで先手を取る。残り1分44秒には八村がブランソンのショットをブロック。一度はゴールテンディングと判定されたが、その後ブロックと認められレイカーズボールに。

 八村のナイスディフェンスで波に乗ったレイカーズは、残り19秒にレブロンがとどめのレイアップを決め、129-123で激戦をモノにした。

 八村はレイカーズ加入後最多となる19得点、9リバウンドに1ブロック、フィールドゴール成功率66.7%(8/12)、3ポイント50%(2/4)、フリースロー50%(1/2)で勝利に大きく貢献した。

 連敗を2で止めたレイカーズは2月2日(日本時間3日)にアウェーでインディアナ・ペイサーズと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部

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