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【NBA】新生ネッツ、残り5秒で76ersに逆転負け。新戦力4人が先発、渡邊雄太は5分の出場で無得点<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.02.12

新加入組の合流で出番が制限された渡邊は、5分の出場で今季5度目の無得点に終わった。(C)Getty Images

 現地時間2月11日、イースタン・カンファレンス5位のブルックリン・ネッツは本拠地バークレイズ・センターで同3位のフィラデルフィア・セブンティシクサーズと対戦。98-101で敗れ、今季成績を33勝23敗とした。渡邊雄太は5分2秒間のプレーで無得点(フィールドゴール0/2、3ポイント0/2)に終わった。

 5日にダラス・マーベリックスとのトレードでカイリー・アービング(+マーキーフ・モリス)を、さらに8日にはケビン・デュラント(+TJ・ウォーレン)をフェニックス・サンズに放出したネッツは、新たに4選手を迎えて仕切り直しの一戦。

 先発に名を連ねたのはもともとのメンバーであるセンターのニック・クラクストンに加え、マブズから加入したスペンサー・ディンウィディーとドリアン・フィニー・スミス、そしてサンズから加入したミケル・ブリッジズとキャメロン・ジョンソン。新戦力4人が並ぶ新たなラインナップで臨んだ。

 試合は序盤から新戦力が躍動したネッツが、第1クォーターを終えて28-26とリード。第2クォーターもベン・シモンズやジョー・ハリス、ロイス・オニールらベンチから登場した既存メンバーが開始2分で11得点を重ね、60-52とリードして折り返す。渡邊は同クォーター残り6分27秒にコートに立ったが、2本の3ポイントシュートを外すとわずか1分56秒でベンチへ退いた。
 
 後半もリードを保ち、第4クォーター残り7分を切って9点をリードしていたネッツだったが、ここから8連続得点を許して1点差に。さらに残り5.2秒、ジョエル・エンビードに痛恨のファウルを与えてしまい、フリースロー2本が決まってシクサーズが逆転。

 その後ファウルゲームで3点差となって迎えた残り0.9秒、ネッツはディンウィディーが3ポイントを決めて延長突入……と思われたが、ボールを放つのがブザーのわずかに後であり、ノーゴールで敗戦となった。

 シクサーズはエンビードが37得点、13リバウンド、ジェームズ・ハーデンが29得点、6アシストと両輪が躍動。2連勝で今季成績を36勝19敗とした。

 一方のネッツは新天地デビューのブリッジズが23得点、6リバウンド、ジョンソンが12得点、7リバウンド、在籍7年目でチーム最古参のハリスが2戦連続で6本の3ポイントを決めて18得点をマーク。加入2戦目のディンウィディーは9得点、6アシスト、フィニー・スミスは5得点、8リバウンドを記録した。

 渡邊は第3クォーター終盤に約3分間プレーしたものの、前戦でフル出場した第4クォーターは出番なし。昨年11月7日(対ダラス・マーベリックス/4分38秒)以来、今季2番目に少ないプレータイムに終わった。

 ネッツの次戦は13日(日本時間14日)、敵地でニューヨーク・ニックスと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部
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