現地時間2月9日(日本時間10日、日付は以下同)のデッドラインまでに、多くのトレードが起きた今季のNBA。カイリー・アービングのダラス・マーベリックス移籍や、ケビン・デュラントのフェニックス・サンズ行きはリーグに大きな衝撃を与えたが、もうひとつビッグニュースとなったのが、ロサンゼルス・レイカーズがラッセル・ウエストブルックを放出したトレード劇だ。
2021年夏にウエストブルックがレイカーズに加入して以降、個人としてもチームとしても不本意な結果が続いた。昨季途中や今季開幕前にも盛んにトレードの噂が流れるも、結局成立せずにいたなかで、なぜこのタイミングで放出を決断したのか。カナダのスポーツメディア『SportsNet』のインタビューに応じたレイカーズGM(ゼネラルマネージャー)のロブ・ペリンカは、ウエストブルックをトレードした理由をこう語った。
「(昨季開幕前の)ウエストブルックのトレードは、ビッグ3が我々にチャンピオンシップをもたらすという希望を持って行なわれたと思う。そして明らかに、そこには届かなかった。チームが上手くいっていない時、それを修正するのがゼネラルマネージャーとしての仕事だ。
非の打ち所がない実績を持つ人間などいない。だが、チームが思うように動いていないと感じたら、パーツを組み替えなくてはならない。それが、トレード期限日までにやったことだ」
レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、そしてウエストブルックというビッグ3を結成し、18度目のチャンピオンシップを勝ち取ることを目論んだレイカーズ。しかしいつまで経ってもチームは機能せず、ついにウエストブルック放出に踏み切ったというわけだ。
ただ、ペリンカはスターPG(ポイントガード)がレイカーズで過ごした日々を高く評価してもいるという。
「とはいえ、ラッセル・ウエストブルックは完璧なプロフェッショナルであり、レイカーとして素晴らしい試合をした。そして、我々は彼がレイカーでいることを楽しんだんだ」
ウエストブルックがレイカーズで残した成績は、130試合の出場で平均17.4点、6.9リバウンド、7.2アシスト。全盛期と比べれば物足りない数字ではあるが、それでも名門の一員として懸命にチームに貢献しようとしていたことは間違いない。
ウエストブルック放出後のチームは、レブロンが欠場していることもあり1勝2敗。はたして新たな方向へと舵を切った新生レイカーズは、ここから上昇気流に乗りプレーオフ進出を勝ち取ることができるのだろうか。
構成●ダンクシュート編集部
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2021年夏にウエストブルックがレイカーズに加入して以降、個人としてもチームとしても不本意な結果が続いた。昨季途中や今季開幕前にも盛んにトレードの噂が流れるも、結局成立せずにいたなかで、なぜこのタイミングで放出を決断したのか。カナダのスポーツメディア『SportsNet』のインタビューに応じたレイカーズGM(ゼネラルマネージャー)のロブ・ペリンカは、ウエストブルックをトレードした理由をこう語った。
「(昨季開幕前の)ウエストブルックのトレードは、ビッグ3が我々にチャンピオンシップをもたらすという希望を持って行なわれたと思う。そして明らかに、そこには届かなかった。チームが上手くいっていない時、それを修正するのがゼネラルマネージャーとしての仕事だ。
非の打ち所がない実績を持つ人間などいない。だが、チームが思うように動いていないと感じたら、パーツを組み替えなくてはならない。それが、トレード期限日までにやったことだ」
レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、そしてウエストブルックというビッグ3を結成し、18度目のチャンピオンシップを勝ち取ることを目論んだレイカーズ。しかしいつまで経ってもチームは機能せず、ついにウエストブルック放出に踏み切ったというわけだ。
ただ、ペリンカはスターPG(ポイントガード)がレイカーズで過ごした日々を高く評価してもいるという。
「とはいえ、ラッセル・ウエストブルックは完璧なプロフェッショナルであり、レイカーとして素晴らしい試合をした。そして、我々は彼がレイカーでいることを楽しんだんだ」
ウエストブルックがレイカーズで残した成績は、130試合の出場で平均17.4点、6.9リバウンド、7.2アシスト。全盛期と比べれば物足りない数字ではあるが、それでも名門の一員として懸命にチームに貢献しようとしていたことは間違いない。
ウエストブルック放出後のチームは、レブロンが欠場していることもあり1勝2敗。はたして新たな方向へと舵を切った新生レイカーズは、ここから上昇気流に乗りプレーオフ進出を勝ち取ることができるのだろうか。
構成●ダンクシュート編集部
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