アメリカの大学バスケ最高峰の舞台、NCAAディビジョン1でプレーするネブラスカ大の富永啓生(3年)。22歳の日本代表シューターは、直近4試合で合計98得点(平均24.5点、3P成功率47.4%)と絶好調で、"ジャパニーズ・カリー"と注目を集めているが、ついに本家のNBAスターもその活躍に反応した。
愛知県の桜丘高校時代にウインターカップで得点王に輝くなど脚光を浴びた富永は、卒業後に渡米し、2021年にネブラスカ大に編入。2年目の今季は全27試合に出場(うち9試合で先発)し、平均12.4点を記録するなか、とりわけ現地2月5日からはペンシルバニア州大戦での30得点を皮切りに、24点(対ミシガン大)、22点(対ウィスコンシン大)、22点(対ラトガーズ大)と、4試合連続でチームトップの得点を叩き出している。
このセンセーショナルな活躍を受け、同大が所属するビッグテン・カンファレンスの中継メディア『Big Ten Network』は、チームを率いるフレッド・ホイバーグHCと富永のインタビュー動画を公開。「彼のニックネーム:ジャパニーズ・ステフィン・カリー」と題し、Twitterで投稿した。
するとこの動画がカリーの目に留まり、本人が反応。「いいね(Love it)、ケイセイ!」とコメント欄に添えると、同じ背番号30を着用するなどカリーのファンを公言している富永も、即座に「ありがとう、ステフ!」とやり取り。「カリーに認知されてる!」「本家公認!」など、日米のファンをざわつかせている。
2人の交流は今回が初めてではない。2019年6月、カリーがアンダーアーマーのアジアツアーで来日した際に直接対面。当時、渡米を控えていた富永は東京で行なわれたカリー主催のクリニックに参加したほか、本人との対談も経験している。
夢の共演から3年半。今回、ひょっとするとカリーは当時のことを思い出し、アメリカでたくましく成長した日本の若者の姿に目を細めていたのかもしれない。
富永の所属するビッグテン・カンファレンスは、全米でも有数の激戦区で、ネブラスカ大は現在6勝10敗(シーズン通算13勝14敗)で14チーム中12位。NCAAトーナメントへの道は険しいが、 "和製カリー"の爆発により直近4試合で3勝と上昇の気配を見せている。
自慢のシュート力を武器にその名を轟かせ、いずれは世界最高峰のリーグへ。富永とカリー、NBAが次の再会の舞台になることを期待したい。
構成●ダンクシュート編集部
愛知県の桜丘高校時代にウインターカップで得点王に輝くなど脚光を浴びた富永は、卒業後に渡米し、2021年にネブラスカ大に編入。2年目の今季は全27試合に出場(うち9試合で先発)し、平均12.4点を記録するなか、とりわけ現地2月5日からはペンシルバニア州大戦での30得点を皮切りに、24点(対ミシガン大)、22点(対ウィスコンシン大)、22点(対ラトガーズ大)と、4試合連続でチームトップの得点を叩き出している。
このセンセーショナルな活躍を受け、同大が所属するビッグテン・カンファレンスの中継メディア『Big Ten Network』は、チームを率いるフレッド・ホイバーグHCと富永のインタビュー動画を公開。「彼のニックネーム:ジャパニーズ・ステフィン・カリー」と題し、Twitterで投稿した。
するとこの動画がカリーの目に留まり、本人が反応。「いいね(Love it)、ケイセイ!」とコメント欄に添えると、同じ背番号30を着用するなどカリーのファンを公言している富永も、即座に「ありがとう、ステフ!」とやり取り。「カリーに認知されてる!」「本家公認!」など、日米のファンをざわつかせている。
2人の交流は今回が初めてではない。2019年6月、カリーがアンダーアーマーのアジアツアーで来日した際に直接対面。当時、渡米を控えていた富永は東京で行なわれたカリー主催のクリニックに参加したほか、本人との対談も経験している。
夢の共演から3年半。今回、ひょっとするとカリーは当時のことを思い出し、アメリカでたくましく成長した日本の若者の姿に目を細めていたのかもしれない。
富永の所属するビッグテン・カンファレンスは、全米でも有数の激戦区で、ネブラスカ大は現在6勝10敗(シーズン通算13勝14敗)で14チーム中12位。NCAAトーナメントへの道は険しいが、 "和製カリー"の爆発により直近4試合で3勝と上昇の気配を見せている。
自慢のシュート力を武器にその名を轟かせ、いずれは世界最高峰のリーグへ。富永とカリー、NBAが次の再会の舞台になることを期待したい。
構成●ダンクシュート編集部
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