現在、今夏にフィリピン、インドネシア、日本の3か国で開催されるワールドカップ(W杯)の最終予選が世界各地で行なわれている。
32チームが参戦するこの大会で、2月24日時点で出場権を獲得しているのは、ホスト国の日本とフィリピンを含む以下の19か国だ。
・ヨーロッパ(フィンランド、ドイツ、ラトビア、イタリア、スペイン、スロベニア、リトアニア、フランス、ギリシャ)
・アフリカ(コートジボワール)
・アジア(日本、フィリピン、ニュージーランド、レバノン、オーストラリア、中国、ヨルダン)
・アメリカ(カナダ、アメリカ)
ラングストン・ギャロウェイなど、かつてNBAプレーし現在はGリーグを主戦場としている選手を中心に形成されたチームUSAも、23日のウルグアイ戦に88-77で勝利して出場を決めた。
全大陸ともグループリーグ形式で対戦し、すでに出場権を獲得している国も、すべての試合を行なう。
よってこの2月の最終ウィンドウは、とりわけ欧州には消化試合となったチームが多数あったのだが、その中で話題を振りまいたのは、やはりこの寵児、ヴィクター・ウェンバンヤマ(フランス)だった。
昨年11月にすでにW杯出場権を手に入れていたフランスは、23日に敵地でチェコと対戦し、ウェンバンヤマは、22得点、17リバウンド、6ブロック、4スティールをマーク。17リバウンドは、同国の歴代最多タイ記録だった。
NBAで最優秀守備選手賞にも輝いたことがある大先輩ルディ・ゴベアが、昨年のユーロバスケで達成したこの数字に、A代表にデビューでわずか3試合目のウェンバンヤマが追いついてしまうとは、やはり只者ではない。
しかもこのチェコ戦は、フランスが圧倒するワンサイドゲームではなかった。
2019年の前回大会では日本と同じグループEで戦い、2次ラウンドに勝ち抜けている中堅国のチェコは、今回はすでに敗退が決定していた。しかしNBAやユーロリーグ所属の選手がいない若手主体のフランスと比べて経験値も高く、試合開始から21-3と大差をつけた。
先発出場したウェンバンヤマも前半戦はまったく良いところがなく、フィールドゴールは第1クォーターが2/7、第2クォーターが1/4と振るわず、ターンオーバーも目立った。
ところが、後半に入ってからはより確実性の高いシュートに徹して、5/8と確率を上げると、最終的にはスリーポイント4本を含むチームトップの22得点をマーク。相手の得点も封じて、72-59の逆転勝利に貢献した。
ヴァンサン・コレHC(ヘッドコーチ)は試合後、「ヴィクターは前半、バッドチョイスが多かった」とダメ出ししたが、彼がそれ以上に称賛したのが、試合の中で自分のプレーを改善していける、ウェンバンヤマの「修正力」の高さだった。
32チームが参戦するこの大会で、2月24日時点で出場権を獲得しているのは、ホスト国の日本とフィリピンを含む以下の19か国だ。
・ヨーロッパ(フィンランド、ドイツ、ラトビア、イタリア、スペイン、スロベニア、リトアニア、フランス、ギリシャ)
・アフリカ(コートジボワール)
・アジア(日本、フィリピン、ニュージーランド、レバノン、オーストラリア、中国、ヨルダン)
・アメリカ(カナダ、アメリカ)
ラングストン・ギャロウェイなど、かつてNBAプレーし現在はGリーグを主戦場としている選手を中心に形成されたチームUSAも、23日のウルグアイ戦に88-77で勝利して出場を決めた。
全大陸ともグループリーグ形式で対戦し、すでに出場権を獲得している国も、すべての試合を行なう。
よってこの2月の最終ウィンドウは、とりわけ欧州には消化試合となったチームが多数あったのだが、その中で話題を振りまいたのは、やはりこの寵児、ヴィクター・ウェンバンヤマ(フランス)だった。
昨年11月にすでにW杯出場権を手に入れていたフランスは、23日に敵地でチェコと対戦し、ウェンバンヤマは、22得点、17リバウンド、6ブロック、4スティールをマーク。17リバウンドは、同国の歴代最多タイ記録だった。
NBAで最優秀守備選手賞にも輝いたことがある大先輩ルディ・ゴベアが、昨年のユーロバスケで達成したこの数字に、A代表にデビューでわずか3試合目のウェンバンヤマが追いついてしまうとは、やはり只者ではない。
しかもこのチェコ戦は、フランスが圧倒するワンサイドゲームではなかった。
2019年の前回大会では日本と同じグループEで戦い、2次ラウンドに勝ち抜けている中堅国のチェコは、今回はすでに敗退が決定していた。しかしNBAやユーロリーグ所属の選手がいない若手主体のフランスと比べて経験値も高く、試合開始から21-3と大差をつけた。
先発出場したウェンバンヤマも前半戦はまったく良いところがなく、フィールドゴールは第1クォーターが2/7、第2クォーターが1/4と振るわず、ターンオーバーも目立った。
ところが、後半に入ってからはより確実性の高いシュートに徹して、5/8と確率を上げると、最終的にはスリーポイント4本を含むチームトップの22得点をマーク。相手の得点も封じて、72-59の逆転勝利に貢献した。
ヴァンサン・コレHC(ヘッドコーチ)は試合後、「ヴィクターは前半、バッドチョイスが多かった」とダメ出ししたが、彼がそれ以上に称賛したのが、試合の中で自分のプレーを改善していける、ウェンバンヤマの「修正力」の高さだった。
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