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【NBA】ネッツがヒートとの直接対決を制して6位再浮上!渡邊雄太は出場数で自己最多更新&1か月ぶり3ポイント成功<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.03.26

ネッツは後半64-31とヒートを圧倒。プレーオフ圏内の6位を争うライバルとの直接対決に快勝した。(C)Getty Images

 現地時間3月25日、イースタン・カンファレンス7位のブルックリン・ネッツは敵地で同6位のマイアミ・ヒートと激突。129-100で快勝し、今季成績を40勝34敗とした。渡邊雄太は5分44秒のプレーで3得点(フィールドゴール1/3、3ポイント1/2)を記録した。

 5連敗で前戦に7位に後退したネッツは、スペンサー・ディンウィディー、ミケル・ブリッジズ、キャメロン・ジョンソン、ドリアン・フィニー・スミス、ニック・クラクストンの不動の先発でスタート。立ち上がりから流れを取り合う展開となるなか、途中出場のマックス・ストゥルースが13得点をあげたヒートが、第1クォーターを36-28とリードする。

 第2クォーター、ネッツは渡邊を投入するも流れを変えるには至らず。ヒートはジミー・バトラー、バム・アデバヨら主軸に加え、ストゥルースが引き続き好調でリードを2桁に拡大。それでもネッツも前半終盤、ジョンソンとロイス・オニールの連続得点で追い上げ、65-69と4点差に迫って折り返した。
 
 後半、ネッツが怒濤の攻撃を見せる。ジョンソンとブリッジズの連続3ポイントで開始1分に逆転すると、フィニー・スミスも2連続スリーで続き14-2のランで一気に主導権を奪い返す。中盤には17連続得点を奪うなど、第3クォーターを39-18と圧倒した。

 第4クォーターもネッツの勢いは止まらず、残り6分過ぎにブリッジズの3ポイントが決まってこの日最大の30点差。終盤は両チームとも主力を下げ、後半初出場となった渡邊は残り2分4秒に3ポイントをヒット。最後はコート上で勝利を分かち合った。

 連敗を5でストップさせたネッツはブリッジズが27得点、7アシスト、ジョンソンが23得点、ディンウィディーが15得点、9アシスト、クラクストンが14得点、10リバウンド、3ブロックなど先発陣が全員2桁得点を記録。ベンチ陣もエドモンド・サムナーの12得点を筆頭に計38得点をあげるなど、チーム一丸で勝利を手にした。

 5試合連続の出場となった渡邊は、見せ場こそ少なかったものの、終盤に7試合ぶり、期間にすると約1か月(2月24日ブルズ戦)ぶりとなる3ポイントを成功。また、この日は今季51試合目の出場で、NBA5年目にしてシーズン最多試合数を更新した。

 ヒートを抜いて再びプレーオフ自動出場圏内の6位に浮上したネッツは明日26日(日本時間27日)、敵地でオーランド・マジックと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部
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【動画】ネッツが連敗脱出!後半の爆発でヒートとの直接対決に快勝