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【NBA】八村塁、キャリア初のローテーション落ちで出番なしと正念場に。レイカーズもブルズに敗れ借金生活に逆戻り<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.03.27

健康体にもかかわらず出番がなかった八村。キャリアの正念場を迎えている。(C)Getty Images

 現地時間3月26日(日本時間27日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズは本拠地クリプトドットコム・アリーナでシカゴ・ブルズと激突。108-118で敗れ、今季成績をウエスタン・カンファレンス9位の37勝38敗(勝率49.3%)とした。

 両軍の先発は、レイカーズがデニス・シュルーダー、オースティン・リーブス、トロイ・ブラウンJr.、ジャレッド・ヴァンダービルト、アンソニー・デイビスの5人。対するブルズはパトリック・ベバリー、ザック・ラビーン、デマー・デローザン、アレックス・カルーソ、ニコラ・ヴュチェビッチがスターティングラインナップに並んだ。

 レイカーズはこの試合、右足の故障で約1か月の間戦列を離れていたレブロン・ジェームズが、2007年12月11日のインディアナ・ペイサーズ戦以来、15年ぶりキャリア2度目となるベンチ出場での復帰を果たす。しかし試合序盤こそ主導権を奪い合うシーソーゲームとなったものの、第1クォーター終盤にリードを奪われて以降は終始劣勢を強いられる苦しい展開に。第3クォーターには最大21点差をつけられ、その後の追い上げも空しく完敗を喫した。
 
 ブルズはヴュチェビッチが第2クォーターにふたつのテクニカルファウルを吹かれ退場となったなか、ラビーンがゲームハイとなる32得点を叩き出しチームを牽引。一方のレイカーズは復帰のレブロンがチーム最多の19得点、ブラウンJr.とマリーク・ビーズリーが18得点、シュルーダーが17得点、デイビスは15得点、リーブスが13得点と6人が2桁得点を奪取したものの、逆に20点超えの選手は1人もいなかった。

 また、レイカーズの八村塁は、レブロン復帰に伴いローテーションから外れたか出場機会なし。欠場は新天地では初、また健康体でチームに帯同し、消化試合でないにもかかわらずコーチ判断でプレータイムなしとなったのはNBAキャリア4年目で初めてのことだった。

 たった1試合で借金生活に逆戻りしてしまったレイカーズ。次戦は3月29日、敵地ユナイテッド・センターでブルズとの連戦が組まれている。再び勝率を5割に戻し激しいプレーオフ争いを制することができるか、またキャリアの正念場を迎えている八村は出番を得ることができるのか注目だ。

構成●ダンクシュート編集部

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