NBAの2022-23レギュラーシーズンもついに残り10日。現地4月15日から始まるプレーオフに向け各チームが熾烈な順位争いを繰り広げるなか、渡邊雄太と八村塁、2人の日本人プレーヤーもクライマックスを迎えている。
ブルックリン・ネッツの渡邊は今季がNBA5年目、ロサンゼルス・レイカーズの八村は4年目で、ともにレギュラーシーズンは残すところ6試合。ここでは自身2度目のプレーオフを目指す両選手のここまでの成績と、残りのスケジュールをおさらいしていく。
■渡邊雄太 今季成績
※成績は現地3月31日時点。FG=フィールドゴール、3P=3ポイント、FT=フリースロー。各成功率のカッコ内は、成功数/試投数。★はキャリアベスト。
出場試合:53★
平均出場時間:16.5★
同得点:5.7★
同リバウンド:2.5
同アシスト:0.8★
FG成功率:49.8%(107/215)★
3P成功率:44.6%(54/121)★
FT成功率:73.3%(33/45)
■ネッツ(41勝35敗/イースト6位) 残り試合
※日付は日本時間、@=アウェーゲーム、カッコ内は現時点での成績。
4/1:アトランタ・ホークス(38勝38敗)
4/3:ユタ・ジャズ(36勝40敗)
4/5:ミネソタ・ティンバーウルブズ(39勝38敗)
4/6:@デトロイト・ピストンズ(16勝60敗)
4/8:オーランド・マジック(32勝44敗)
4/10:フィラデルフィア・76ers(50勝26敗)
今季前半戦、新天地のネッツで輝きを放った渡邊は一時リーグトップにも立った3ポイント成功率を筆頭に、多くの項目で自己ベストを更新中。ロスターが刷新された2月以降は出場機会の減少に伴い成績もダウンしたが、直近は7試合連続で出場中と指揮官からの信頼は失われていない。
チームはプレーオフに自動出場できる6位圏内をキープしている一方、7位のマイアミ・ヒート(40勝37敗)とは1.5ゲーム差と油断できる状況ではない。残り6試合中5試合がホームゲームという地の利を生かし、白星を重ねていきたいところだ。
渡邊個人としては、2月のオールスター明け10試合で2本しか決められていない3ポイントを要所で沈められるか。シーズン成功数で昨季の八村がマークした日本人最多記録(55本)の更新も期待される。
■八村塁 今季成績
出場試合:57★
平均出場時間:23.4
同得点:11.2
同リバウンド:4.3
同アシスト:0.9
FG成功率:48.3%(255/528)
3P成功率:33.8%(49/145)
FT成功率:74.8%(80/107)
■レイカーズ(38勝38敗/ウエスト9位) 残り試合
4/1:@ミネソタ・ティンバーウルブズ(39勝38敗)
4/3:@ヒューストン・ロケッツ(18勝59敗)
4/5:@ユタ・ジャズ(36勝40敗)
4/6:@ロサンゼルス・クリッパーズ(41勝36敗)
4/8:フェニックス・サンズ(41勝35敗)
4/10:ユタ・ジャズ(36勝40敗)
1月23日にワシントン・ウィザーズからレイカーズに加入した八村は、出場試合数で2年前の数字に並んでおり、自己ベストの更新は確実。もっとも、得点面では移籍後9.2点と苦戦中で、新天地ではまだ立場を確立できていない。
チームもプレーオフに出場できるかどうかの瀬戸際で、6位以上を目指してはいるものの、7~10位で終えた場合は一発勝負のプレーイン・トーナメント(※)に臨むことになる。残り6試合、必勝のゲームが続くなかで、八村は自身が勝利に貢献できることをアピールし、ポストシーズンでの出番を掴み取りたいところだ。
※プレーイン・トーナメント=レギュラーシーズン終了時点でカンファレンス7~10位の4チームが出場。初日に①7位vs8位、②9位vs10位が対戦し、①の勝者がプレーオフ第7シードを獲得。①の敗者は②の勝者と戦い、勝った方が第8シードとしてプレーオフに進む。
構成●ダンクシュート編集部
ブルックリン・ネッツの渡邊は今季がNBA5年目、ロサンゼルス・レイカーズの八村は4年目で、ともにレギュラーシーズンは残すところ6試合。ここでは自身2度目のプレーオフを目指す両選手のここまでの成績と、残りのスケジュールをおさらいしていく。
■渡邊雄太 今季成績
※成績は現地3月31日時点。FG=フィールドゴール、3P=3ポイント、FT=フリースロー。各成功率のカッコ内は、成功数/試投数。★はキャリアベスト。
出場試合:53★
平均出場時間:16.5★
同得点:5.7★
同リバウンド:2.5
同アシスト:0.8★
FG成功率:49.8%(107/215)★
3P成功率:44.6%(54/121)★
FT成功率:73.3%(33/45)
■ネッツ(41勝35敗/イースト6位) 残り試合
※日付は日本時間、@=アウェーゲーム、カッコ内は現時点での成績。
4/1:アトランタ・ホークス(38勝38敗)
4/3:ユタ・ジャズ(36勝40敗)
4/5:ミネソタ・ティンバーウルブズ(39勝38敗)
4/6:@デトロイト・ピストンズ(16勝60敗)
4/8:オーランド・マジック(32勝44敗)
4/10:フィラデルフィア・76ers(50勝26敗)
今季前半戦、新天地のネッツで輝きを放った渡邊は一時リーグトップにも立った3ポイント成功率を筆頭に、多くの項目で自己ベストを更新中。ロスターが刷新された2月以降は出場機会の減少に伴い成績もダウンしたが、直近は7試合連続で出場中と指揮官からの信頼は失われていない。
チームはプレーオフに自動出場できる6位圏内をキープしている一方、7位のマイアミ・ヒート(40勝37敗)とは1.5ゲーム差と油断できる状況ではない。残り6試合中5試合がホームゲームという地の利を生かし、白星を重ねていきたいところだ。
渡邊個人としては、2月のオールスター明け10試合で2本しか決められていない3ポイントを要所で沈められるか。シーズン成功数で昨季の八村がマークした日本人最多記録(55本)の更新も期待される。
■八村塁 今季成績
出場試合:57★
平均出場時間:23.4
同得点:11.2
同リバウンド:4.3
同アシスト:0.9
FG成功率:48.3%(255/528)
3P成功率:33.8%(49/145)
FT成功率:74.8%(80/107)
■レイカーズ(38勝38敗/ウエスト9位) 残り試合
4/1:@ミネソタ・ティンバーウルブズ(39勝38敗)
4/3:@ヒューストン・ロケッツ(18勝59敗)
4/5:@ユタ・ジャズ(36勝40敗)
4/6:@ロサンゼルス・クリッパーズ(41勝36敗)
4/8:フェニックス・サンズ(41勝35敗)
4/10:ユタ・ジャズ(36勝40敗)
1月23日にワシントン・ウィザーズからレイカーズに加入した八村は、出場試合数で2年前の数字に並んでおり、自己ベストの更新は確実。もっとも、得点面では移籍後9.2点と苦戦中で、新天地ではまだ立場を確立できていない。
チームもプレーオフに出場できるかどうかの瀬戸際で、6位以上を目指してはいるものの、7~10位で終えた場合は一発勝負のプレーイン・トーナメント(※)に臨むことになる。残り6試合、必勝のゲームが続くなかで、八村は自身が勝利に貢献できることをアピールし、ポストシーズンでの出番を掴み取りたいところだ。
※プレーイン・トーナメント=レギュラーシーズン終了時点でカンファレンス7~10位の4チームが出場。初日に①7位vs8位、②9位vs10位が対戦し、①の勝者がプレーオフ第7シードを獲得。①の敗者は②の勝者と戦い、勝った方が第8シードとしてプレーオフに進む。
構成●ダンクシュート編集部
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