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【NBA】渡邊雄太が2本の3ポイントを沈め6得点!ネッツはジャズの猛反撃をかわし薄氷の勝利<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.04.03

久々に2本の3ポイントを沈めた渡邊。6得点をマークし勝利に貢献した。(C)Getty Images

 現地時間4月2日(日本時間3日、日付は以下同)、ブルックリン・ネッツは本拠地バークレイズ・センターでユタ・ジャズと対戦。111-110で接戦を制し、今季成績をイースタン・カンファレンス6位の43勝35敗(勝率55.1%)とした。

 両軍の先発は、ネッツがスペンサー・ディンウィディー、ミカル・ブリッジズ、キャメロン・ジョンソン、ドリアン・フィニー・スミス、ニック・クラクストンの5人。対するジャズはテイレン・ホルトン・タッカー、オチャイ・アバジ、ラウリー・マルッカネン、ケリー・オリニク、ウォーカー・ケスラーがスターティングラインナップに並んだ。

 試合は第1クォーターからネッツがジャズを圧倒し、第4クォーター残り10分にはこの日最大となる23点のリードを奪う。しかしそこからジャズが猛反撃を開始。このクォーターだけで15得点を稼ぎ出したホルトン・タッカーを中心にじわじわと点差を詰め、残り1分を切って1ポゼッションゲームにまで持ち込む。

 ファウルゲームとなったなか、111-110と1点リードの残り5.8秒、ネッツはセス・カリーがフリースローラインに立つも、試合前の時点で今季98.0%を誇る名手がまさかの2連続ミス。窮地に追い込まれたものの、続くジャズのオフェンスでオリニクがラストショットを外し、薄氷の勝利を収めた。
 
 前戦のアトランタ・ホークス戦ではガベージタイムでの出番しかなかった渡邊雄太だが、この日は8点リードの第2クォーター残り4分10秒にコートイン。残り2分半に左コーナーから放った3ポイントは惜しくも外れたものの、その1分後にディンウィディーのパスを受け右コーナーから打った長距離砲は見事にリングを射抜き、4試合ぶりに3ポイントを成功させた。

 さらに第4クォーター開始直後にも、ロイス・オニールのパスを受け左コーナーから3ポイントをヒット。残り10分にはドライブからのアシストパスでデイロン・シャープの得点を演出する場面もあった。

 最終的なスタッツは、8分21秒のプレータイムで6得点(フィールドゴール2/4、3ポイント2/4)、1リバウンド、2アシスト。長距離砲を2本以上沈めたのは、両親の前で4本を決め14得点をマークした2月9日のシカゴ・ブルズ戦以来のことだった。

 ネッツの次戦は4月4日、ホームでミネソタ・ティンバーウルブズとの試合が組まれている。チームの勝利、そして渡邊の活躍に期待したいところだ。

構成●ダンクシュート編集部

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