大混戦となっている今季のウエスタン・カンファレンス。現地時間4月6日(日本時間7日、日付は以下同)を終えた時点で、プレーオフへのストレートインを懸けて5~8位が1ゲーム差、またプレーイン進出を懸けて10位と11位が0.5ゲーム差の中にひしめき合っている。
なかでも注目なのが、11位のダラス・マーベリックス。2月3日時点では28勝25敗(勝率52.8%)でウエスト4位にいたものの、カイリー・アービングをトレードで獲得した6日以降は黒星が先行し、今や38勝42敗(勝率47.5%)でプレーイン圏外にまで落ちてしまった。
その原因を新加入のアービングだけに押し付けるのはナンセンスだが、実際にロスター改革後は結果が伴っておらず、彼に批判の声が向くのも致し方ないのかもしれない。ただ、アービング個人としては見事な活躍を見せており、移籍後の平均得点は27.0点、4月5日のサクラメント・キングス戦では第4クォーターだけで19得点を叩き出し、チームを勝利に導いている。
今夏には完全FA(フリーエージェント)となるアービング。はたしてマブズは彼と再契約を結ぶべきなのか。彼のクリーブランド・キャバリアーズ時代の同僚で、現在はNBAアナリストを務めるケンドリック・パーキンスは、出演した『NBA Today』の番組内で“残留案”を主張した。
「ダラス・マーベリックスとマーク・キューバン(オーナー)は、オフシーズンにカイリー・アービングと再契約するために全力を尽くした方がいい。彼は第4クォーターになると最高のクローザーになるし、みんなカイリーがしっかりと準備できていることを十分に評価していないように感じるね」
また、実際に球団オーナーのキューバンとしても、アービングを慰留する意思があることを『ESPN』のティム・マクマホン記者を通じて話している。
「彼にはぜひとも残ってもらいたい。私は彼がいてくれることを望んでいるから、確実に残ってほしいね。彼はここにいて幸せだと思う。そう言ってくれているし、彼とはすごく仲がいいんだ。彼はいいヤツさ。私に言えるのは、私が彼の経歴などをすべて読んで、カイリーについて“知っている”と思っていたことは、100%間違っていたということだ」
はたして来季、アービングはどのチームのジャージーを身に着けているのか。マブズがプレーイン・トーナメントに進出できるかどうかが、その分岐点となるかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
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なかでも注目なのが、11位のダラス・マーベリックス。2月3日時点では28勝25敗(勝率52.8%)でウエスト4位にいたものの、カイリー・アービングをトレードで獲得した6日以降は黒星が先行し、今や38勝42敗(勝率47.5%)でプレーイン圏外にまで落ちてしまった。
その原因を新加入のアービングだけに押し付けるのはナンセンスだが、実際にロスター改革後は結果が伴っておらず、彼に批判の声が向くのも致し方ないのかもしれない。ただ、アービング個人としては見事な活躍を見せており、移籍後の平均得点は27.0点、4月5日のサクラメント・キングス戦では第4クォーターだけで19得点を叩き出し、チームを勝利に導いている。
今夏には完全FA(フリーエージェント)となるアービング。はたしてマブズは彼と再契約を結ぶべきなのか。彼のクリーブランド・キャバリアーズ時代の同僚で、現在はNBAアナリストを務めるケンドリック・パーキンスは、出演した『NBA Today』の番組内で“残留案”を主張した。
「ダラス・マーベリックスとマーク・キューバン(オーナー)は、オフシーズンにカイリー・アービングと再契約するために全力を尽くした方がいい。彼は第4クォーターになると最高のクローザーになるし、みんなカイリーがしっかりと準備できていることを十分に評価していないように感じるね」
また、実際に球団オーナーのキューバンとしても、アービングを慰留する意思があることを『ESPN』のティム・マクマホン記者を通じて話している。
「彼にはぜひとも残ってもらいたい。私は彼がいてくれることを望んでいるから、確実に残ってほしいね。彼はここにいて幸せだと思う。そう言ってくれているし、彼とはすごく仲がいいんだ。彼はいいヤツさ。私に言えるのは、私が彼の経歴などをすべて読んで、カイリーについて“知っている”と思っていたことは、100%間違っていたということだ」
はたして来季、アービングはどのチームのジャージーを身に着けているのか。マブズがプレーイン・トーナメントに進出できるかどうかが、その分岐点となるかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
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