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NBA

【NBA】レイカーズ、ウルブズとの大接戦を制し第7シードを死守!12得点の八村塁は2度目のプレーオフ進出<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.04.12

レブロンは大一番で30得点、10リバウンド、6アシストを奪い、レイカーズを2年ぶりのプレーオフ進出に導いた。(C)Getty Images

レブロンは大一番で30得点、10リバウンド、6アシストを奪い、レイカーズを2年ぶりのプレーオフ進出に導いた。(C)Getty Images

 現地時間4月11日、ロサンゼルス・レイカーズとミネソタ・ティンバーウルブズがカリフォルニア州ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで対戦した。

 勝った方がウエスタン・カンファレンスの第7シードを手にするプレーイン・トーナメント。ホームのレイカーズはディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブス、レブロン・ジェームズ、ジャレッド・ヴァンダービルト、アンソニー・デイビスがスタートした。

 第1クォーターのレイカーズはシュート成功率が低く、守護神のルディ・ゴベアを出場停止で欠くウルブズに主導権を握られる。残り5分にレブロンの交代で投入された八村塁は早々に3ポイントとレイアップを決めたが、チームは22-28と6点ビハインドで最初の12分間を終える。

 第2クォーターに入るとレブロンにエンジンがかかり始め、このクォーターだけで12得点を稼ぎ、レイカーズは残り3分半に逆転に成功。この流れを維持したかったが、終盤の詰めが甘くウルブズに連続得点を許し、49-60でハーフタイムへ。
 
 後半もレイカーズは攻守でピリッとせず、第3クォーター残り6分にこの日最大の15点差をつけられる。終盤に八村やマリーク・ビーズリーらベンチ陣の得点で何とか点差を一桁としたが、79-86と試合の主導権はウルブズが握っていた。

 第4クォーター、マイク・コンリーの3ポイントでレイカーズは先手を取られたものの、デイビスの3ポイントプレーとジャンパーなどで3点差に詰め寄る。さらにウルブズのタイムアウト後にデイビスのダンク、残り2分にレブロンが3ポイントを決めて95-95と同点に追いつく。

 その後は両チームともミスが続き、同点のまま迎えた残り1.4秒、ディフェンダーを引き付けたレブロンがパス。このボールを受けたデニス・シュルーダーが冷静に3ポイントを決めレイカーズがついにリードを奪う。

 これでレイカーズの勝利と思われたが、ウルブズ最後のオフェンスでコンリーに対してデイビスが痛恨のファウル。これで得たフリースローをコンリーが冷静に3本決め、試合の行方はオーバータイムに。

 延長の最初のオフェンス、レイカーズはレブロンのパスから八村が3ポイントを決め、さらにシュルーダーとデイビスのレイアップでリードを奪う。3点リードの終盤にスローインでターンオーバーを犯し、あわや同点というシーンもあったが、108-102で何とか逃げ切った。

 激戦をモノにし第7シードの座を掴み取ったレイカーズはレブロンが30得点、10リバウンド、6アシスト、デイビスが24得点、15リバウンド、2スティール、3ブロック、リーブスが12得点、シュルーダーが21得点を記録。

 八村は26分間の出場で12得点、2リバウンド、1アシスト、フィールドゴール成功率37.5%(3/8)、3ポイント成功率40.0%(2/5)、フリースロー成功率100%(4/4)。第4クォーター終盤にスクリーンでレブロンの3ポイントをお膳立てするなど、出場時のプラスマイナスはシュルーダーの+22に次ぐ、チーム2位の+20だった。

 八村はワシントン・ウィザーズに在籍していた2021年以来、キャリア2度目のプレーオフに挑むことになった。
 
 2年ぶりのプレーオフ進出を決めたレイカーズは15日に開幕するプレーオフでメンフィス・グリズリーズと、8位決定戦に回ったウルブズは14日にニューオリンズ・ペリカンズとオクラホマシティ・サンダーの勝者と対戦する。

構成●ダンクシュート編集部

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