ダラス・マーベリックスは今季38勝44敗(勝率46.3%)でウエスタン・カンファレンス11位に終わり、プレーイン・トーナメントにさえ出場できずにシーズンが終わった。
大黒柱のルカ・ドンチッチには批判の声も上がっているが、マーク・キューバン・オーナーはフランチャイズの希望を擁護している。
ドンチッチはNBA5年目の今季、66試合に出場してリーグ2位にして自己ベストの平均32.4点、8.6リバウンド、8.0アシストとチームを牽引。
しかし、プレーオフ進出に一縷の望みをつないでいた現地時間4月7日のシカゴ・ブルズ戦で、第1クォーターにフル出場し、第2クォーターもコートへ立つも、序盤でベンチへ下がり、そのままコートへ戻ることなく、チームも敗れてポストシーズンの可能性が消滅した。
元NBA選手のティム・ハーダウェイSr.が『FOXスポーツ』の番組『The Carton Show』に出演した際、「ダラスにはリーダーが欠けている、ルカも、カイリーもリーダーではない」と決定打に欠けたことを指摘したが、マブズでプレーする実の息子ハーダウェイJr.は父親の批評に対して「1000%反対する」と意見して話題を呼んでいた。
元NBA選手で『ESPN』のアナリストを務めるケンドリック・パーキンス、人気コメンテーターのスティーブン・A・スミス氏もドンチッチを口撃したが、これに反論したのがキューバン・オーナーだ。『ダラス・モーニング・ニュース』によれば、「リーダーシップの取り方は人それぞれ違う。ルカは素晴らしいし、すべてをコート上に注ぎ込んでいた」と擁護したという。
「ケンドリック・パーキンス。君は出場した試合でコート上のベストプレーヤーだった。残念ながら、それはチームのためにはならなかったけどね。君がルカに関して言っていることは間違っている。それはスティーブン・A(スミス)も同様だ。ルカはいつも自分で責任を取ろうとする。私は彼に責任を負いすぎるなと言うんだ。責任を取りたがるのは分かるし、リスペクトもするけど、彼のせいじゃない。バスケットボールはチーム戦だからね」
キューバン・オーナーは、フランチャイズのレジェンドで、歴代6位の通算3万1560点を記録して殿堂入りも果たしているマブズ一筋21年の英雄ダーク・ノビツキーを引き合いにこのように語っている。
「我々が(2011年に)優勝する前、ダーク(ノビツキー)は『ダークはソフトだ』などと言われ続けた。優勝リングを手に入れるまで、何事も上手くいかないものさ。NBAでは珍しいことではないが、勝者は1人だけ。あとはみんな負ける。これがこの業界の本質なんだ」
最後に、ドンチッチを納得させ続けてチームにいさせるためにマブズができることは何かと聞かれたキューバン・オーナーは、シンプルに「優勝すること」と答えていた。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】レブロン級の逸材!スロベニアが生んだ若き天才、ルカ・ドンチッチの厳選フォト特集!
大黒柱のルカ・ドンチッチには批判の声も上がっているが、マーク・キューバン・オーナーはフランチャイズの希望を擁護している。
ドンチッチはNBA5年目の今季、66試合に出場してリーグ2位にして自己ベストの平均32.4点、8.6リバウンド、8.0アシストとチームを牽引。
しかし、プレーオフ進出に一縷の望みをつないでいた現地時間4月7日のシカゴ・ブルズ戦で、第1クォーターにフル出場し、第2クォーターもコートへ立つも、序盤でベンチへ下がり、そのままコートへ戻ることなく、チームも敗れてポストシーズンの可能性が消滅した。
元NBA選手のティム・ハーダウェイSr.が『FOXスポーツ』の番組『The Carton Show』に出演した際、「ダラスにはリーダーが欠けている、ルカも、カイリーもリーダーではない」と決定打に欠けたことを指摘したが、マブズでプレーする実の息子ハーダウェイJr.は父親の批評に対して「1000%反対する」と意見して話題を呼んでいた。
元NBA選手で『ESPN』のアナリストを務めるケンドリック・パーキンス、人気コメンテーターのスティーブン・A・スミス氏もドンチッチを口撃したが、これに反論したのがキューバン・オーナーだ。『ダラス・モーニング・ニュース』によれば、「リーダーシップの取り方は人それぞれ違う。ルカは素晴らしいし、すべてをコート上に注ぎ込んでいた」と擁護したという。
「ケンドリック・パーキンス。君は出場した試合でコート上のベストプレーヤーだった。残念ながら、それはチームのためにはならなかったけどね。君がルカに関して言っていることは間違っている。それはスティーブン・A(スミス)も同様だ。ルカはいつも自分で責任を取ろうとする。私は彼に責任を負いすぎるなと言うんだ。責任を取りたがるのは分かるし、リスペクトもするけど、彼のせいじゃない。バスケットボールはチーム戦だからね」
キューバン・オーナーは、フランチャイズのレジェンドで、歴代6位の通算3万1560点を記録して殿堂入りも果たしているマブズ一筋21年の英雄ダーク・ノビツキーを引き合いにこのように語っている。
「我々が(2011年に)優勝する前、ダーク(ノビツキー)は『ダークはソフトだ』などと言われ続けた。優勝リングを手に入れるまで、何事も上手くいかないものさ。NBAでは珍しいことではないが、勝者は1人だけ。あとはみんな負ける。これがこの業界の本質なんだ」
最後に、ドンチッチを納得させ続けてチームにいさせるためにマブズができることは何かと聞かれたキューバン・オーナーは、シンプルに「優勝すること」と答えていた。
構成●ダンクシュート編集部
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