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NBA

【NBA】八村塁がまたも球団記録の活躍! ホームで序盤から圧倒したレイカーズがシリーズ2勝目<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.04.23

ホームの大歓声を背にダンクを叩き込む八村。チームの4位の16得点をあげて勝利に貢献した。(C)Getty Images

ホームの大歓声を背にダンクを叩き込む八村。チームの4位の16得点をあげて勝利に貢献した。(C)Getty Images

 八村塁がまたも球団史に残る活躍で勝利に貢献した。

 現地時間4月22日、カリフォルニア州ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナでプレーオフの1回戦第3戦が行なわれ、ウエスタン・カンファレンス第7シードのロサンゼルス・レイカーズが第2シードのメンフィス・グリズリーズに111-101で勝利。シリーズ2勝1敗とした。八村はベンチから22分6秒間のプレーで16得点(フィールドゴール6/10、3ポイント2/2、フリースロー2/2)、5リバウンド、1スティールを記録した。

 レイカーズは過去2戦と同様、ディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブス、レブロン・ジェームズ、ジャレッド・ヴァンダービルト、アンソニー・デイビスが先発。対するグリズリーズは初戦で右手を負傷したエースのジャ・モラントが復帰し、デズモンド・ベイン、ディロン・ブルックス、ゼイビア・ティルマン、ジャレン・ジャクソンJr.の5人でスタートした。

 立ち上がりからレイカーズが猛攻を仕掛ける。レブロンの得点で先制すると、攻守が見事に噛み合い開始6分弱で18-2のロケットスタート。第1クォーター残り4分16秒には八村がホームの大歓声を背にコートに入ると、2分11秒に最初の3ポイントを成功。さらに速攻でレイアップとダンクを立て続けに決め7得点、レイカーズが35-9で最初の12分間を終えた。

 第2クォーターも開始直後に八村が3ポイントを決め、リードを最大29点に拡大。中盤以降はグリズリーズも意地を見せ、前半ラスト1分半で10点を縮めたが、それでも53-37と16点差で折り返した。
 
 第3クォーター開始直後には、グリズリーズのブルックスがレブロンの股間を殴ったとして、フレイグラントファウル2を宣告され一発退場。さらに同クォーター残り8分46秒にはレブロンが会場総立ちのリバースダンクを炸裂させ、流れは再びレイカーズに。

 終盤にはモラントが連続22得点を奪う驚異の猛追を見せたものの、序盤の点差を覆すには至らず、ホームのレイカーズに軍配が上がった。

 レイカーズはデイビスが31得点、17リバウンド、3ブロック、レブロンが25得点、9リバウンド、5アシストと両輪が圧巻のパフォーマンスを披露。続いてラッセルが17得点、7アシスト、八村が16得点、リーブスが13得点で勝利に貢献した。

 初戦でプレーオフにおけるレイカーズの控え選手記録(29得点)、2戦目にも20得点をあげた八村は、この日は20点にこそ届かなかったものの、変わらず好調を維持。過去15年のプレーオフで、ベンチから3試合連続15点以上を記録した球団初の選手となり、再びその名を刻んだ。また、第3クォーター終盤には相手のファウルに激昂して揉み合いに発展しかけ、テクニカルファウルを与えられる珍しいシーンも見られた。

 敗れたグリズリーズは復帰したモラントが第4クォーターの24点を含む45得点、9リバウンド、13アシストと気を吐くも、チーム全体ではフィールドゴール成功率37.6%と精度を欠いた。

 これでシリーズはレイカーズがリード。第4戦は24日(日本時間25日)、再びロサンゼルスで行なわれる。

構成●ダンクシュート編集部
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