現地時間4月25日、NBAプレーオフ1回戦の第5戦が行なわれ、ウエスタン・カンファレンス第1シードのデンバー・ナゲッツと第4シードのフェニックス・サンズがともに勝利。両者4勝1敗で1回戦突破を果たし、カンファレンス準決勝での対戦が決定した。
1回戦で第8シードのミネソタ・ティンバーウルブズと対戦したナゲッツは、初戦から順当に3連勝。第4戦は敵地で延長の末に敗れたものの、この第5戦では再びホームに戻って強さを見せた。
77-77の同点で迎えた第4クォーター、ジャマール・マレーの3ポイントで抜け出すと、再び追いつかれた残り52秒からは大黒柱のニコラ・ヨキッチが連続5得点をあげて勝負あり。最後は同点を狙ったアンソニー・エドワーズの3ポイントが外れ、112-109で勝利を収めた。
ナゲッツはマレーがゲーム最多の35得点、ヨキッチはFG成功率27.6%(8/29)と苦しみながらも28得点、17リバウンド、12アシストとプレーオフ通算8回目のトリプルダブルを達成。チームはこれで直近5年で4度目のウエスト準決勝進出となった。
一方、第5シードのロサンゼルス・クリッパーズと対戦したサンズは、初戦を落としながらも、第2戦から4連勝。もっとも、最終第5戦は快勝ムードから一転、思わぬ苦戦を強いられた。
前半を61-70と9点ビハインドで折り返した第3クォーター、サンズは自慢の攻撃力を爆発させる。この12分間だけで25得点(FG10/11)を叩き出したデビン・ブッカーを中心にチーム全体で50得点を奪取。一気に逆転に成功し、第4クォーター開始時点で111-94と17点差、その後20点差をつけて圧勝ムードに包まれた。
しかしここからクリッパーズが猛追を見せ、残り5分過ぎから驚異の4連続3ポイントで3点差に。残り1分58秒には2点差と試合の行方は分からなくなったが、最後は相手のミスからケビン・デュラントが得点をあげ、136-130で粘るクリッパーズに引導を渡した。
最終的にブッカーがプレーオフ自己最多に並ぶ47得点、10アシスト、デュラントが31得点、ディアンドレ・エイトンが21得点、クリス・ポールが15得点と先発4人で114得点を記録。3年連続でウエスト準決勝に駒を進めた。
次ラウンドで激突することになったナゲッツとサンズだが、このカードは2021年に続く2年ぶりの再戦。当時は第2シードのサンズが第3シードのナゲッツを4連勝のスウィープで下し、ウエスト決勝に進んだ(その後NBAファイナルに進出)が、ナゲッツは稼ぎ頭のマレーをケガで欠いていた。
互いに主力が好調のなかで迎える今季は、白熱の戦いが期待できそうだ。第1戦は29日(日本時間30日)、ナゲッツのホームで幕を開ける。
構成●ダンクシュート編集部
1回戦で第8シードのミネソタ・ティンバーウルブズと対戦したナゲッツは、初戦から順当に3連勝。第4戦は敵地で延長の末に敗れたものの、この第5戦では再びホームに戻って強さを見せた。
77-77の同点で迎えた第4クォーター、ジャマール・マレーの3ポイントで抜け出すと、再び追いつかれた残り52秒からは大黒柱のニコラ・ヨキッチが連続5得点をあげて勝負あり。最後は同点を狙ったアンソニー・エドワーズの3ポイントが外れ、112-109で勝利を収めた。
ナゲッツはマレーがゲーム最多の35得点、ヨキッチはFG成功率27.6%(8/29)と苦しみながらも28得点、17リバウンド、12アシストとプレーオフ通算8回目のトリプルダブルを達成。チームはこれで直近5年で4度目のウエスト準決勝進出となった。
一方、第5シードのロサンゼルス・クリッパーズと対戦したサンズは、初戦を落としながらも、第2戦から4連勝。もっとも、最終第5戦は快勝ムードから一転、思わぬ苦戦を強いられた。
前半を61-70と9点ビハインドで折り返した第3クォーター、サンズは自慢の攻撃力を爆発させる。この12分間だけで25得点(FG10/11)を叩き出したデビン・ブッカーを中心にチーム全体で50得点を奪取。一気に逆転に成功し、第4クォーター開始時点で111-94と17点差、その後20点差をつけて圧勝ムードに包まれた。
しかしここからクリッパーズが猛追を見せ、残り5分過ぎから驚異の4連続3ポイントで3点差に。残り1分58秒には2点差と試合の行方は分からなくなったが、最後は相手のミスからケビン・デュラントが得点をあげ、136-130で粘るクリッパーズに引導を渡した。
最終的にブッカーがプレーオフ自己最多に並ぶ47得点、10アシスト、デュラントが31得点、ディアンドレ・エイトンが21得点、クリス・ポールが15得点と先発4人で114得点を記録。3年連続でウエスト準決勝に駒を進めた。
次ラウンドで激突することになったナゲッツとサンズだが、このカードは2021年に続く2年ぶりの再戦。当時は第2シードのサンズが第3シードのナゲッツを4連勝のスウィープで下し、ウエスト決勝に進んだ(その後NBAファイナルに進出)が、ナゲッツは稼ぎ頭のマレーをケガで欠いていた。
互いに主力が好調のなかで迎える今季は、白熱の戦いが期待できそうだ。第1戦は29日(日本時間30日)、ナゲッツのホームで幕を開ける。
構成●ダンクシュート編集部
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