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NBA

【NBA】ウォリアーズが大勝でシリーズを五分に!八村塁は“球団38年ぶり”今PO3度目の20点超えも及ばず<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.05.05

八村は1回戦の第1、2戦以来となる20点超えの活躍も、チーム全体で勢いに乗ったウォリアーズがホームで快勝を収めた。(C)Getty Images

八村は1回戦の第1、2戦以来となる20点超えの活躍も、チーム全体で勢いに乗ったウォリアーズがホームで快勝を収めた。(C)Getty Images

 現地時間5月4日、カリフォルニア州サンフランシスコのチェイス・センターでプレーオフのカンファレンス準決勝第2戦が行なわれ、ホームのゴールデンステイト・ウォリアーズがロサンゼルス・レイカーズに127-100で快勝。1勝1敗でシリーズを五分に戻した。八村塁はベンチから22分19秒間のプレーで21得点(フィールドゴール8/14、3ポイント4/6、フリースロー1/2)、5リバウンド、1スティールを記録した。

 初戦を取ったレイカーズはディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブス、レブロン・ジェームズ、ジャレッド・ヴァンダービルト、アンソニー・デイビスの不動の先発。対するウォリアーズはステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、アンドリュー・ウィギンズ、ドレイモンド・グリーンのほか、体調不良のケボン・ルーニーに代わってジャマイケル・グリーンが並んだ。

 序盤は両チーム点の取り合いに。最初の6分半を終えて17-17の同点、第1クォーター残り5分26秒からは八村もコートに入ると、さっそくデイビスとのパス交換から豪快なダンクを叩き込みリードをもたらす。八村はその後も2本の3ポイントを立て続けに沈め、33-26とレイカーズが先行して最初の12分間を終えた。

 しかし第2クォーターはウォリアーズ自慢の攻撃力が爆発。トンプソンの3ポイントで9分18秒に一度逆転すると、42-42の同点で迎えた前半ラスト6分間に25点を奪取。レイカーズもその間、八村の連続3ポイントなどで対抗したが、前半終了時点で67-56とウォリアーズが主導権を握る。
 
 後半もウォリアーズの勢いはとどまるところを知らず、第3クォーターだけで大量43得点を奪い、同クォーター終了時点で110-80の30点差。第4クォーターは9分43秒にカリーの4点プレーが決まり、この試合最大の32点差がついたところで両軍主力を下げ、早々に勝負が決まった。

 ウォリアーズは3ポイント8/11の30得点を叩き出したトンプソンを筆頭に、先発全員が2桁得点の活躍。カリーが20得点、12アシスト、急遽先発に入ったJ・グリーンが15得点、ウィギンズが11得点、D・グリーンが11得点、11リバウンド、9アシストをあげた。3ポイントは初戦に続いて21本を成功(成功率50%)させたほか、フィールドゴール成功率50.5%、アシストは38本と自慢のパッシングゲームで圧倒してみせた。

 一方のレイカーズは、レブロンが最多の23得点、7リバウンドをあげるも、後半は2点のみ。初戦で30得点、23リバウンドの活躍を見せたデイビスは11得点、7リバウンドにとどまった。

 そんななか、八村はレブロンに次ぐ21得点と奮闘。前半は最初のダンクに加え、3ポイント4/4でパーフェクト(14得点)、後半は長距離砲こそ鳴りを潜めたものの、強烈なダンクやミドルジャンパーで貢献した。20点超えは、今プレーオフでは1回戦の第1戦(29得点)と第2戦(20得点)に続く3回目。同一シーズンのプレーオフでベンチから3度の20点超えは、球団では1985年のボブ・マッカドゥーとマイク・マギー以来、38年ぶりの快挙となった。

 シリーズ第3戦は6日(日本時間7日)、ロサンゼルスに舞台を移して行われる。

構成●ダンクシュート編集部
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