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八村塁の“雄叫びダンク”がNBAトッププレーの第4位に選出!今PO8試合で3度目のランクイン<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2023.05.05

八村はこの日、4本の3ポイントにダンク3発を浴びせて21得点。敗戦のなかで存在感を放った。(C)Getty Images

 八村塁が名門ロサンゼルス・レイカーズを牽引する活躍を披露した。

 現地時間5月4日、敵地チェイス・センターで行なわれたゴールデンステイト・ウォリアーズとのカンファレンス準決勝第2戦に途中出場した八村は、22分19秒間のプレーでチーム2位の21得点を奪取。試合は100-127と完敗を喫したなかで奮闘を見せた。

 第1戦は約11分間の出場で6得点に終わった八村はこの日、序盤からショットが絶好調。同点で迎えた第1クォーター残り5分26秒にコートに立つと、まずはアンソニー・デイビスとのパス交換から豪快なダンクを成功。さらに同クォーター残り2分45秒に最初の3ポイントを沈めると、ここから第2クォーターにかけて4本連続で長距離砲を炸裂させた。

 前半に14得点をあげた八村は後半もダンク2発にミドルジャンパーで7得点。勝利に導くことはできなかったが、攻撃面で自身の役目を全うした。
 
 試合後、リーグは公式YouTubeにてこの日のトッププレーを発表。同日は1試合のみの開催だったため普段のトップ10ではなく、トップ5プレーが紹介されたなか、第3クォーター残り3分に決めた八村のワンハンドダンクが第4位に選ばれた。

 この場面、左サイドのポストでボールを手にした八村は、マークにつく2年目のモーゼス・ムーディーをワンステップで抜き去ると、ベースライン沿いを移動してゴール右側から雄叫びとともに強烈なスラムダンク。実況も「なんてフィニッシュだ」と漏らした一撃でウォリアーズに一矢報いた。

 なお、八村は今プレーオフ、1回戦の第3戦(4月22日/7位)と第6戦(4月28日/1位)にもランクインを果たしており、8試合で3度目の選出となった。

 レギュラーシーズンの平均11.2点からプレーオフでは14.3点、フィールドゴール成功率と3ポイント成功率はそれぞれチーム1位の58.1%、55.6%と大舞台で躍動する八村。ロサンゼルスに舞台を移す第3戦以降も、日本の至宝の活躍から目が離せない。

構成●ダンクシュート編集部
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【動画】八村が4位に選出!現地5月4日のトップ5プレー