現地時間5月17日、ボストン・セルティックス(第2シード)とマイアミ・ヒート(第8シード)によるイースタン・カンファレンス・ファイナルがマサチューセッツ州ボストンのTDガーデンで開幕した。
ホームのセルティックスは前半、2大エースのジェイソン・テイタムが18得点、ジェイレン・ブラウンが11得点とチームを牽引し、66-57と9点をリードして折り返す。
ところが、第3クォーターに入ってヒートが猛反撃。3本の3ポイントを沈めたマックス・ストゥルースが13得点、ジミー・バトラーが12得点、バム・アデバヨが9得点を奪う猛攻を見せ、この12分間だけでフランチャイズ新記録となる46得点(セルティックスは25得点)を叩き出して試合を引っくり返した。
セルティックスも12点ビハインドで迎えた最終クォーターに巻き返し、残り2分31秒に4点差まで詰め寄るも、ヒートは直後にバトラーのアシストからケイレブ・マーティン、さらにはバトラーが自ら3ポイントを決めて突き放し、123-116で初戦を飾った。
「このリーグでトップに入る2ウェイプレーヤーの1人。我々はそれを求めていた。勝負所で、ジミーはこのチームが必要としていたことをすべてこなしていた。スコアラー、それにファシリテーター(進行、ガイド役)としてね」
試合後にエリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)はエースのバトラーを称賛。ヒートの闘将はこの試合でゲームハイの35得点、5リバウンド、7アシストに6スティールの大暴れ。今プレーオフ5度目の30点超えで逆転勝利の立役者となった。
さらにヒートではアデバヨが20得点、8リバウンド、5アシスト、ストゥルース、マーティン、ゲイブ・ヴィンセント、カイル・ラウリーがいずれも3本の3ポイントを決めてそれぞれ15得点と続き、ケビン・ラブが8得点、6リバウンドをマークした。
一方、ホームで初戦を落としたセルティックスはテイタムが30得点、7リバウンド、ブラウンが22得点、9リバウンド、ロバート・ウィリアムズ三世が14得点、マーカス・スマートが13得点、11アシスト、ベンチからはマルコム・ブログドンが19得点、デリック・ホワイトが11得点を記録した。
後半に50点、10ターンオーバーと失速したことについて、セルティックスのジョー・マズーラHCは「我々はオフェンス面における目的を見失っていた」とコメント。シリーズ第2戦は19日、再びボストンで行なわれる。ヒートが敵地で連勝するのか、セルティックスが星を五分に戻すのか、重要な1戦になりそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
ホームのセルティックスは前半、2大エースのジェイソン・テイタムが18得点、ジェイレン・ブラウンが11得点とチームを牽引し、66-57と9点をリードして折り返す。
ところが、第3クォーターに入ってヒートが猛反撃。3本の3ポイントを沈めたマックス・ストゥルースが13得点、ジミー・バトラーが12得点、バム・アデバヨが9得点を奪う猛攻を見せ、この12分間だけでフランチャイズ新記録となる46得点(セルティックスは25得点)を叩き出して試合を引っくり返した。
セルティックスも12点ビハインドで迎えた最終クォーターに巻き返し、残り2分31秒に4点差まで詰め寄るも、ヒートは直後にバトラーのアシストからケイレブ・マーティン、さらにはバトラーが自ら3ポイントを決めて突き放し、123-116で初戦を飾った。
「このリーグでトップに入る2ウェイプレーヤーの1人。我々はそれを求めていた。勝負所で、ジミーはこのチームが必要としていたことをすべてこなしていた。スコアラー、それにファシリテーター(進行、ガイド役)としてね」
試合後にエリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)はエースのバトラーを称賛。ヒートの闘将はこの試合でゲームハイの35得点、5リバウンド、7アシストに6スティールの大暴れ。今プレーオフ5度目の30点超えで逆転勝利の立役者となった。
さらにヒートではアデバヨが20得点、8リバウンド、5アシスト、ストゥルース、マーティン、ゲイブ・ヴィンセント、カイル・ラウリーがいずれも3本の3ポイントを決めてそれぞれ15得点と続き、ケビン・ラブが8得点、6リバウンドをマークした。
一方、ホームで初戦を落としたセルティックスはテイタムが30得点、7リバウンド、ブラウンが22得点、9リバウンド、ロバート・ウィリアムズ三世が14得点、マーカス・スマートが13得点、11アシスト、ベンチからはマルコム・ブログドンが19得点、デリック・ホワイトが11得点を記録した。
後半に50点、10ターンオーバーと失速したことについて、セルティックスのジョー・マズーラHCは「我々はオフェンス面における目的を見失っていた」とコメント。シリーズ第2戦は19日、再びボストンで行なわれる。ヒートが敵地で連勝するのか、セルティックスが星を五分に戻すのか、重要な1戦になりそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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