ギルバート・アリナスと言えば、1試合60得点を叩き出した経験を持ち、一時はコビー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)やレブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)、カーメロ・アンソニー(元デンバー・ナゲッツほか)、アレン・アイバーソン(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズほか)らと並ぶリーグ屈指のスコアラーとして鳴らした。
超攻撃型ガードとして2006年に日本で開催された世界選手権(現FIBAワールドカップ)のアメリカ代表候補にも名を連ねていたが、直前で落選となった出来事を振り返っている。
2001年のドラフト2巡目全体31位指名でゴールデンステイト・ウォリアーズに入団したアリナスは、1年目の途中からレギュラーの座を掴み、2年目の2002-03シーズンには全82試合に出場して平均18.3点をマーク。
ワシントン・ウィザーズに移籍して平均25.5点をあげた04-05シーズンに初めてオールスター出場を果たすと、翌05-06シーズンはリーグ4位の平均29.3点、06-07シーズンもリーグ3位の平均28.4点を叩き出した。
しかし、2006-07シーズン終盤に左ヒザの外側半月板を断裂して長期離脱。25歳をピークに徐々に下降線を辿っていき、晩年はオーランド・マジック、メンフィス・グリズリーズ、中国リーグと渡り歩き、事実上の現役引退となった。それでも本人は「25歳でなら、俺はガードの中で歴代トップ4だ」と豪語するなど、自身の全盛期の充実ぶりには自信を持っていた。
06年の世界選手権も、アリナスはラスベガスでのトレーニングキャンプに参加するチームUSA(アメリカ代表)の候補者18人、開催地・日本行きのメンバー15人には残っていたが、現地入り後の練習で鼠径部を負傷して無念の脱落となった。
元NBA選手のJJ・レディックがホストを務めるポッドキャスト番組『The Old Man & The Three』に出演した際、スクリメージでスター揃いの主力チームに勝利したことを振り返っている。
「相手チームにはレブロン(ジェームズ)、Dウェイド(ドゥエイン・ウェイド)、ジョー・ジョンソン、クリス・ポール、メロ(カーメロ・アンソニー)、ドワイト(ハワード)、クリス・ボッシュがいた。こちらはカーク・ハインリック、ブルース・ボウエン、俺、アントワン・ジェイミソン、ブラッド・ミラーという顔ぶれだった。俺たちのチームにはスター性がなかったんだ。だからミラー、ジェイミソン、ハインリックがずっとボールを回してくれた。俺のほうが速かったから、彼らを倒すように促してくれた」
「俺たちは彼らに勝った。勝利を祝ったが、なぜか俺はこの一件で全面的に嫌われた。『お前らは俺を止められない』『俺がプレーすべきだ』『俺がこのチームの大黒柱であるべきだ』とトラッシュトークしたせいかは分からない。それもあったかもしれないが、チームの21点のうち18点を俺があげたのなら、自画自賛する権利はあるだろう」
超攻撃型ガードとして2006年に日本で開催された世界選手権(現FIBAワールドカップ)のアメリカ代表候補にも名を連ねていたが、直前で落選となった出来事を振り返っている。
2001年のドラフト2巡目全体31位指名でゴールデンステイト・ウォリアーズに入団したアリナスは、1年目の途中からレギュラーの座を掴み、2年目の2002-03シーズンには全82試合に出場して平均18.3点をマーク。
ワシントン・ウィザーズに移籍して平均25.5点をあげた04-05シーズンに初めてオールスター出場を果たすと、翌05-06シーズンはリーグ4位の平均29.3点、06-07シーズンもリーグ3位の平均28.4点を叩き出した。
しかし、2006-07シーズン終盤に左ヒザの外側半月板を断裂して長期離脱。25歳をピークに徐々に下降線を辿っていき、晩年はオーランド・マジック、メンフィス・グリズリーズ、中国リーグと渡り歩き、事実上の現役引退となった。それでも本人は「25歳でなら、俺はガードの中で歴代トップ4だ」と豪語するなど、自身の全盛期の充実ぶりには自信を持っていた。
06年の世界選手権も、アリナスはラスベガスでのトレーニングキャンプに参加するチームUSA(アメリカ代表)の候補者18人、開催地・日本行きのメンバー15人には残っていたが、現地入り後の練習で鼠径部を負傷して無念の脱落となった。
元NBA選手のJJ・レディックがホストを務めるポッドキャスト番組『The Old Man & The Three』に出演した際、スクリメージでスター揃いの主力チームに勝利したことを振り返っている。
「相手チームにはレブロン(ジェームズ)、Dウェイド(ドゥエイン・ウェイド)、ジョー・ジョンソン、クリス・ポール、メロ(カーメロ・アンソニー)、ドワイト(ハワード)、クリス・ボッシュがいた。こちらはカーク・ハインリック、ブルース・ボウエン、俺、アントワン・ジェイミソン、ブラッド・ミラーという顔ぶれだった。俺たちのチームにはスター性がなかったんだ。だからミラー、ジェイミソン、ハインリックがずっとボールを回してくれた。俺のほうが速かったから、彼らを倒すように促してくれた」
「俺たちは彼らに勝った。勝利を祝ったが、なぜか俺はこの一件で全面的に嫌われた。『お前らは俺を止められない』『俺がプレーすべきだ』『俺がこのチームの大黒柱であるべきだ』とトラッシュトークしたせいかは分からない。それもあったかもしれないが、チームの21点のうち18点を俺があげたのなら、自画自賛する権利はあるだろう」
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