アリナスは鼠径部を痛めた際、チームUSAのマネージングディレクターを務めるジェリー・コランジェロに報告したが、そこで「心配しなくていい。君は(最終登録メンバーの競争で)当落線上だ」と言われたという。実力的にもメンバー入りを保証されていると思っていただけに、失意は大きかったようだ。
「メンバー入りを果たせると確信していたし、ケガが回復するまで残れると思っていた。メンバーを見たら、オールNBAチームに2回以上選出された経験を持つ選手は3人しかいなくて、俺はその1人だった。俺(3rdチーム2回)、Dウェイド(2ndチーム2回)、レブロン(1stチーム1回、2ndチーム1回)…それなのに当落線上? くそ、やってられないぜ」
アリナスは、「俺はチームUSAは金メダルを獲得できないと思った、負けるだろうと。シューターはみんなベンチスタートで、スタメンはドライブを得意とする選手がほとんどだったからね」と告白。実際、アメリカは準決勝でギリシャに敗れて金メダルを逃し、3位決定戦でアルゼンチンを下してなんとか銅メダル獲得にこぎつけた。
もし自分がチームUSAにいたら――。そんな思いがアリナスの中には今もあるのかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
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