2022-23シーズンの王座獲得をかけたデンバー・ナゲッツとマイアミ・ヒートのNBAファイナルは、現地時間6月9日(日本時間10日、日付は以下同)に行なわれた第4戦をナゲッツが108-95で制し、フランチャイズ史上初優勝に王手(3勝1敗)をかけた。
ファイナルで、これまで3勝1敗とした36チームのうち、第5戦から3連敗を喫して優勝を逃したのは2016年のゴールデンステイト・ウォリアーズのみ。
連覇に王手をかけて迎えたシリーズ第5戦。ウォリアーズはディフェンシブ・アンカー役のドレイモンド・グリーンを出場停止処分で欠いたこともあり、レブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)、カイリー・アービング(現ダラス・マーベリックス)にそれぞれ41得点を許してクリーブランド・キャバリアーズに敗れると、続く第6戦も落とし、ホームでの第7戦にも惜敗していた。
幸か不幸か、現在1勝3敗で追い込まれているヒートには、キャバリアーズの一員としてファイナル史上唯一の大逆転劇を経験したケビン・ラブがいる。34歳のベテランビッグマンは、第5戦を前に「僕らはどんなことだって起こり得るんだと知っている。以前、僕はそのメンバーだったんだ」と語っていた。
そしてヒートを牽引するジミー・バトラーも「不可能なことじゃない」と、次戦に向けて意気込んでいる。
「いつだって同じこと。目の前の試合に勝ちにいくんだ。俺たちは今、どの試合でも絶対に勝たないといけない状況にいる。俺たちならできるさ」
第5戦は12日、ナゲッツの本拠地ボール・アリーナで行なわれる。はたしてヒートは崖っぷちで踏みとどまり、もう一度ホームのカセヤ・センターに戻って第6戦を戦うことができるのか。
文●秋山裕之(フリーライター)
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ファイナルで、これまで3勝1敗とした36チームのうち、第5戦から3連敗を喫して優勝を逃したのは2016年のゴールデンステイト・ウォリアーズのみ。
連覇に王手をかけて迎えたシリーズ第5戦。ウォリアーズはディフェンシブ・アンカー役のドレイモンド・グリーンを出場停止処分で欠いたこともあり、レブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)、カイリー・アービング(現ダラス・マーベリックス)にそれぞれ41得点を許してクリーブランド・キャバリアーズに敗れると、続く第6戦も落とし、ホームでの第7戦にも惜敗していた。
幸か不幸か、現在1勝3敗で追い込まれているヒートには、キャバリアーズの一員としてファイナル史上唯一の大逆転劇を経験したケビン・ラブがいる。34歳のベテランビッグマンは、第5戦を前に「僕らはどんなことだって起こり得るんだと知っている。以前、僕はそのメンバーだったんだ」と語っていた。
そしてヒートを牽引するジミー・バトラーも「不可能なことじゃない」と、次戦に向けて意気込んでいる。
「いつだって同じこと。目の前の試合に勝ちにいくんだ。俺たちは今、どの試合でも絶対に勝たないといけない状況にいる。俺たちならできるさ」
第5戦は12日、ナゲッツの本拠地ボール・アリーナで行なわれる。はたしてヒートは崖っぷちで踏みとどまり、もう一度ホームのカセヤ・センターに戻って第6戦を戦うことができるのか。
文●秋山裕之(フリーライター)
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